ANAとオーストリア航空との共同運行便の設備はあまり良くない。長時間のフライト中の暇つぶしに期待していたビデオはVOD(Video On Demand)でなく、かつプログラムもつまらなく、見る気にならない。ウィーンには定刻より、35分早い15:20に到着。乗換え時間に余裕がないと焦るが、今回は2時間もあり余裕である。空港フロアのモニターで確認し、ザグレブ行きのゲートD67へ進む。飛行機は定刻17:20に離陸、日本人も5名乗っていた。上空から、白銀に輝く峰々が見えてきたが、スロヴェニアのユリアン・アルプスかと思う。ザグレブ空港には、18:10着。地方空港かと思う程、小さな空港であった。荷物トラブルもなくベルトコンベアーから吐き出されたザックを受け取り、憧れのクロアチアへ入国。ユーロをクロアチア通貨のクーナに変え、到着ロビー前から出ているクロアチア航空バスに乗車。チケットは乗車時、ドライバーから購入(30kn)。市内に入って行く際、左手に今日宿泊するホテルの看板を見つけた。初めての場所で、宿泊する場所が見つかると、少し安心する。渋滞もなく中央バスターミナルに到着、空港から約30分程と近くて良い。10分程でホテル(Dora)に到着、部屋へ入ると、かなりがっかりした。3つ星でもあり、もう少しシックな部屋を予想していたが、内装も普通で、ビジネスホテルに毛の生えたような部屋であった。しかし、ロケーション的に大通りから外れ静かな点、バス、鉄道駅に近い点は良い。まあ、この理由でこのホテルを決めたのであまり贅沢はなしだ。
気を取り直し、街へ出かける。19:00過ぎなのに外は未だ明るい。
ザグレブ中央駅とトミススラフ広場 |
トラムが走る駅前通りを横切り、騎馬像が建つトミススラフ広場に出た。
今が見頃なチューリップが咲き誇り、とても鮮やかである。ここかしこにあるベンチには地元の人々が憩いでおり、実に微笑ましい光景である。新市街の真ん中を横断する3つの広場を抜けると、旧市街の中心イェラチッチ広場に出た。ここは街の中心でもあり賑やかである。
聖母被聖天大聖堂 |
ザグレブは旅の最終日に、又来る予定である。旧市街にあるホテルを予約してあり、そのときじっくり紹介しようと思う。暗くなり、街に灯りが灯ってきたので、そろそろホテルに戻る事にした。新市街にあったベーカリーでパンを買い、20:45ホテルに戻る。夕食はパンとジュースで軽く済ます
旧市街を南北に走るトカルチチェヴァ通りは、街を東西に隔てる川が流れていた。その川が埋め立てれ 今は、カフェが建ち並ぶ賑やかな通りになった 新しい服を買った際、奇麗になった自分を見せるためにカフェへ座ると云われている
西欧のようなカラフルさは感じなく、
どちらかと云うと労働者階級の社交場と云う雰囲気だ
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ライトアップされたザグレブ中央駅 |
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