ザグレブ旧市街青果市場にて |
約束通り4時モーニングコールが鳴る。40分後、下に降りると夜間スタッフが出迎えてくれた。予約したタクシーは2,3分遅れの4時48分にやってきた。驚いた事に高級車BMWではないか。これは快適な乗り心地が期待できるなと思っていると、この運ちゃん、山道を猛スピードで飛ばしていく。さすがにBMW、馬力あり振動も少なく乗り心地は良いのだが、もうちょっとスピードを落としてもらいたい。20分で、あっと云う間に空港に到着、料金266kn(約4,900円)を支払う。チケットカウンタに向かうと、日本人団体客が大勢いる、彼等も同じ飛行機でザグレブに向かうようだ。異国の地で日本人に会うとホッとするやら、嫌だなあと複雑な気持ちになる。6時25分、定刻に離陸。後席のおやじが、飛行中ずっと喋りっぱなしで非常にうるさい。良く話題が尽きないものだと感心するやら呆れるやらである。約1時間の飛行でザグレブ空港に着陸、ザグレブは小雨模様である。キャッシュがなくなってきたので、空港内のATMで500kn引き出してから、空港バスに乗り市内へ向かう。20分程で、バス中央ターミナルに到着。1Fはバス発着場で、チケット売り場は2Fにある。プリトヴィッツェの長距離バスは11時30分、未だ3時間もあるので旧市街をぶらぶら散策して時間を潰す。
憧れのプリトヴィッツェ湖群、大した事なくがっかり
公園入り口 |
11:30発のバスはほぼ満席であるが、ここでも日本人が多いのが目につく。大きな荷物はトランクへ、7Kn支払う。プリトヴィッツェまでは約2時間半、ちょっと長いが車窓風景など楽しんでいこう。2時間程走っただろうか、大きな滝が流れ落ちる小さな村を通り過ぎた。あっと云う間に通り過ぎてしまうが、妙に印象に残る村であった(RASTOKE村?)。プリトヴィッツェには2時間20分で到着、まず公園入り口1に停車後、ホテルのある入り口2で下車する。予約したホテルにチェックイン、受付は愛想のない女性で気分を害す。部屋はシンプルだが、湖側の部屋で滝も遠望でき落ち着ける。ホテルを下った所が公園入り口、公園内は有料でここでチケットを購入する。今日と明日回る予定でもあり、2日分のディスカウント・チケット(180kn)を購入する。裏には、簡単な地図とルートが記入されている。
カロヴァッツ湖を横切る木道からは
無数の滝が流れ落ちる
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今日は上の湖沼群、明日は下の湖沼群を歩く事に決め、森林の遊歩道を歩き始めるが景色はあまり良くない。おまけにエコバスが走っており、歩くのがばからしくもなる。湖沼群に降りる道に出ると景色は一変、無数の滝が流れ落ちる木道を歩く。湖を横切る木道が延々と続くが、こんな所によくぞ設置したもんだと感心してしまう。それにしてもテンションが上がらない、滝1つ取っても日本でも同じ景色は観る事ができ、何だかすごくがっかりである。さらに、観光客の多さにも辟易する。天気が悪い事もあるのだろう、明日に期待しよう。約3時間程歩いてホテルに戻る。
P3からP1へ渡る船
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さて、夕食をどうしよう。隣のホテル・イェゼロのレストランへ行ってみるが、アジア系(中国人?)の団体客が食事中で、入りづらく止めて引き返す。宿泊しているベルビュの隣のレストランに入り、牛肉煮込みにベークドポテト添え、サラダを食べる。サラダはドレッシングが酸っぱ過ぎ、牛肉煮込みは特別旨いと云う訳ではないがまあまの味であった。ホテルの防音性はあまり良くなく、隣室で水を流す音や話声が聞こえる。しかし、22:00を過ぎる、静かになりぐっすり眠る事が出来た。
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