2017年3月1日水曜日

電光掲示板にシギショアラ行きが見つからず少々焦る

5/29(金) トンネルの中は真っ暗闇
タルナヴァ・マーレ川を渡った小高い丘の上に
シギショアラ旧市街が広がる
5:30起床、ぐっすり眠れた。7時に朝食へ、ここでもモダンテーストの家具。どうもこういう家具は好きでない。1番乗りだったが、しばくすると3,4人入って来た。コーヒーはあまり旨くなかったが、食事は暖かいデリカもあり、まずまずである。でも落ち着かない空間である.8:30にチェックアウトし駅へ向かう。事前に調べた時刻では10:00発の電車があるはずだが、シギショアラ行きが見当たらない。駅案内で聞いて見る事に、教えてもらった14番ホームに行ってみるが、行き先表示がまるで違う。ホームに居た駅員に尋ねると、直通はなくブラショフで乗り換えるようなのだが..。
いかにも東欧風のブカレスト駅の電光掲示板

ブラショフ行きは6番ホームでシビウ行き9:30とある。後3分しかなく、慌てて乗り込むが9:30過ぎても出発しない。1等はなく2等に座っていると、女性がやってきて、「ここは私の席です」と云われる。嫌な予感はしていたが、全席予約シートだ。その後、イタリア人夫婦が乗り込んできた。彼らに出発時間を尋ねると、10時だと云う。事前に調べて来た時刻とマッチする、やはり直通ではなかった。ちゃんと調べておけば、こんなにあせる事はなかったのに。ブカレスト郊外を過ぎると、森と山の中に入っていた。この当たりが、トランシルヴァニアかな、トンネルに入ると車内は真っ暗闇。室内灯も点かない、これでは何か盗まれても気がつかないのでは。シビウを抜け、ブラショフに12:40到着。シギショアラ行きは13:20、未だ時間があるので駅構内を抜け、外に出てみた。駅前は、かなりにぎやかで大きな街だ。時間になったので、ホームに行くと電車は停まっているが行き先表示が出ていない。駅員に確認し乗車。わずか2両編成、2等のみ。車窓からは、長閑な景色が続く。穀倉地、川と湖、丘稜地帯、牧牛や荷馬車が闊歩している、民家も中世からの田舎の建物そのもの雰囲気である。
ひなびた感じのシギショアラ駅ホーム
川縁に立つ白亜のロシア正教会
15:55にシギショアラに到着。駅ホームに降り立つと殺風景でひなびた雰囲気だったが、駅舎は結構立派である。歩き方のマップに従って、真っ直ぐな道を歩いていく。話には聞いていたが、野良犬が徘徊している。左手に白亜の教会(正教会)が見えて来た。川向こうの小高い丘の上に旧市街がある。橋を渡り、車の往来の激しい通りを横切り、細い石階段を登っていくと旧市街の広場に出る。ホテルは、広場に面した絶好のロケーションにあり、直ぐ見つける事ができた。優しそうなマダムが部屋(No.9)まで案内してくれた。広い部屋からは、広場が一望でき、最高のロケーションだ。早速、旧市街を散策する。狭いのであっと云う間に主な所は見終わってしまったので、下へ降りスーパーを探す。Monic通りにスーパー、ベーカリーショップがある。スーパーに入り、飲み物他を買い、ホテルに戻る。


部屋からは旧市街広場が一望
ディナーは大失敗 すこぶるまずかった
19:30頃、ルーマニアの郷土料理を食べようとホテルのレストランに行く。トキトゥーラを頼もうとしたが、ここには置いてないという。「Traditinal pork stew with com mush」が似ているというので、それを頼む事にしたが大失敗。真ん中にコーンを溶かして丸めたもの、周りに茶色のソースの豚肉、何かとてもまずそう。コーンは味もなく、茶色のソースもうまくない。パンを頼むとコーンが代わりと云う。正直にコーンは好みでないのでパン下さいと頼む。ディナーを楽しみにしてたが、料理はうまくなくがっかりだった。
Hotel Casa cu Cerb 73€(2泊) with 朝食 ☆☆☆☆
旧市街広場を一望できる好適地、広々とした部屋は静かでとても落ち着く

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