2023年7月22日土曜日

南モラヴィア地方の美しい田舎の村ミクロフへ

聖なる丘から街を見下ろす ここからの眺めは素晴らしい


9/7
(火)
6:05起床、石畳を走る車の走行音が気になったが、夜間は静かでぐっすり眠る事ができた。ただ部屋の防音は今一つで隣接のシャワー音が聴こえる。
昨日のどんよりとした天気が嘘のような快晴、自然と心が浮き立ってくる。今日は南モラヴィア地方に向かいます。ミクロフはヨーロッパの美しい村30選に選ばれており、かなり期待している。9:10発のブルノ行き電車に乗車、車内はWiFi Freezzでインターネットが使えとても便利だ。ブルジェツラフ(Breclav)には8分遅れで到着。駅前にミクロフ行きのバスが停まっている。11:15発とグッドタイミング、ミクロフまでの電車チケットを買っていたが予定変更しバスに乗り込む。バスは長閑な田園地帯を横断していく。なだらかな丘稜地帯には広大なぶどう畑がどこまでも続く。この地域はワインの産地として有名である。
ミクロフの街並と聖なる丘
頂上に白亜の聖セバスチャン教会

1時間程で小高い丘の上に城が見えてきた、しばし見惚れる程の美しさでテンションが上がる。バスは丘を縫うように上がって行く、どこで降りるのやらと少々不安が過る。城の下にバス停があったのでここで下車する。通りを渡った先に村内へ通じる坂道を登って行く。まずはⓘへと、矢印に沿って進んで行くと噴水のある広場に出た。ここが村の中心かと思う。ⓘはどこかと探すが、中々見つからないので、地図を見ながら予約したペンションに向かう。明るい外観で清潔そうなペンションだ、前払いとの事で2日分の宿泊代を支払ってから部屋へ入る。明るく清潔な部屋でまずまず、窓には花も飾ってある。ただベッドは凄く狭い点がネックである。村の散策に出かける、こういう小さな村は好きだ、観光客もあまりいなく石畳の道も心地良い。
Penzion U svateho Urbana
27x2 with 朝食(¥6,210円)

ミクロフ城の外観と庭園

城の中に入ると、良く整備された庭園が一際目立つ。ミクロフはバルト海からアドリア海への交易ルートで、巡礼の聖地として発展してきた。

聖なる丘へと続く坂道を登る


赤い屋根に目のような突起物

その象徴が村外れの聖なる丘の上の
聖セバスチャン教会(それにしても聖何たら...の名称が実に多い)。白い石が敷き詰められた坂道を登り、丘の上に到着。眼下には赤い屋根の家々とミクロフ城、周囲は南モラヴィア地方の緑の台地が広がる。素晴らしい景観に心躍る。白い岩壁は南フランス、広大なぶどう畑はトスカーナを思い浮かべる。それにしても暑い。村内へ戻りスーパーを探すが中々見つからない。Cafeでピザ、スーパーマーケットで飲み物等を買いペンションに戻る。村の中にはスーパー、CO-OPはあるのだが、入り口が普通の家のようでわからずらく、かつ入りにくかった。食事はピザとグレープフルーツのビールで簡単に済ます。ブログ、日記を付け22:30就寝。

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