2022年7月16日土曜日

ヴィフレン山は途中まで~バンスコ

真っ青な青空とヴィフレン山 ケルンの横には残雪


6/12
(金)☀ヴィフレン小屋へ
6:20起床、外を見ると快晴、朝焼けの山々はとてもきれいだ。これだけ良い天気だとヴィフレン小屋まで何とかして行きたい。7時過ぎ、地下食堂で朝食を取る。家族経営のホテルで、シーズンオフはオーナーのIVanさんと両親だけでやっているようだ。スキーシーズンともなれば、スタッフを雇

うのだろう。Ivanさんに今日はどこへ行くのかと聞かれる。「ヴィフレン小屋へ行きたいが、バスが走ってないのでタクシーを使おうかと考えている」と云うと、「なら車で送ってあげる」「9時にレセプションに来て下さい」おお、ラッキー、お言葉に甘えて送ってもらう事にする。約束の9時になっても現れず、一体どうしたのかとイライラする。待つ事20分、ようやく現れた。shoppingをやっていたとの事、何それである。くねくねした山道を40分、ヴィフレン小屋に到着。



ヴィフレン山登山道から小屋を見下ろす



おじさんが1人、ベンチで座っているだけで誰もいない。目の前にはヴィフレン山、馬蹄型の大きな山塊である。小屋の後方には立山に似た山、南側に残雪のピリンの山々が広がり絶景である。帰りの足をどうするかの懸念もあるが、取りあえず行ける所まで行ってみよう。ヴィフレン山へ向かって登り始める。ガレ場の急坂を息せき切って登って行くが、体も重くすこぶる調子が悪い。これは途中で引き返した方が良いかもしれない。岩場を抜けると草地に出た、後ろを振り返るとヴィフレン小屋が小さく見える。南側の谷奥の山々が白い雪を冠り、幻想的な眺めだ。1時間程登った所に、ケルンが積まれている。先へ進むか大いに迷った挙げ句、引き返す事にする。快晴だが不調なので仕方ない。小屋まで降りると、人ももちらほら増えてきている。皆さんマイカーなので帰りの心配はなく良いですね。
南側の谷方面は湖周回コースとなっている、途中にあるオコト湖まで行ってみる。小川が流れる風光明媚な場所で、奥の山々は雪がかなり残っている。途中、残雪を歩くが大した事はない。オコト湖、湖というより池でちょっとがっかり。さらに登山道は続いているが、ここで引き返す。ヴィフレン小屋でタクシーを呼ぶか迷ったが、この下にあるレストランでランチでも食べようと下る。20分程で到着、オープンテラスに座りグリーンサラダとビールを注文。「バンスコまで歩くとどれくらいかかるか」ウェイターに尋ねると、2時間ちょろいもんだと軽い調子で言われる。サラダ、ビールともにまずく、殆ど残してしまった。バンスコまで歩いて下るが、途中の分岐で道を間違えてしまった。どうやらスキー場へ迷い込んでしまったようだ。バンスコの街は見えているので下って行けば、その内着くだろう。前を歩いている人、発見。カナダ人夫婦で少し話をする。2時間程でバンスコの街に戻る。長かったあ...。絶好の登山日和だったのに、時期的に早かった。登山するなら、やはり7月以降ですな。リラ山脈も中途半端に終わり、リベンジせねば。

スキー場からバンスコの街並みを見下ろす


カルボナーラと白ワイン ~サムさんお薦めのレストランにて



9 件のコメント:

  1. 当該写真1枚だけ貼りつけようとしましたが、できないので、URLを貼らせていただきます…すみません。
    https://sam0802.exblog.jp/24509114/

    橋の写真、まったく同じアングルですね!
    懐かしいです。

    毎回、楽しみに拝見しております。
    これからも更新、よろしくお願いいたします。

    海外トレッキング、早く(体力が落ちる前に)再開できますように。

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    1. 毎回コメントありがとうございます。今回はトレッキング断念しましたが、2年後リベンジ果たしました。ブルガリは物価が安く、人々もフレンドリーで居心地がよかったです。コロナに加え、新冷戦時代に突入で欧羅巴は難しくなってきました。

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    2. 写真拝見しました。橋の場所はまったく同じアングルですね。その先まで行ったんだ、2年後ヴィフレン山登頂は果たしましたが、湖が点在する方へは行かなかったです。このコースは周回ルートとなっており、麓まで下ることができるみたいです。

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    3. 「2年後リベンジ」…凄い! でもそれくらいいい所でしたね、ブルガリア。
      「麓まで下ることができる」…日程の都合で次に移動しましたが、地図で見てよさそうなコースいっぱいありましたね。
      「新冷戦時代に突入で欧羅巴は」…難しいでしょうか。この前、アメリカでは(国内物価の急騰もあって)ヨーロッパへ旅行する人が増えはじめたとニュースで言っていましたし、日本のテレビの旅番組でも最近は海外を紹介するのが目につきはじめ、淡い期待を抱きだしていたのですが。(^_^;)
      ドロミテの、前回行かなかった山域、ポーランドのザコパネ、スロバキアの、八ヶ岳山麓便りさんが行かれたタトラetc、行きたいところはまだまだいっぱいあるのですが、ここ1、2年でめっきり体力が落ちてきたことを痛感し(家内70歳、私69歳)、早く、と願うのですが。とほほ、ですね。

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    4. 難しいことはないと思いますが、ロシア上空は飛行できなく、アラスカ経由又は南回りとなり時間もかかり、かつ運賃も割高となりますよね。しかも円安。もう勘弁です。2020年、エクラン山脈の歩いてない地域を計画していたんですがコロナで断念。ちなみに、このエリアが一番好きな所です。日本の山に戻る方向ですかね...

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    5. えぇー、残念です。しかしいま「関空 パリ 航空券」で検索してみますと、エクスペディアで10月のものが出て、乗り継ぎ時間が3~4時間以上のものでも片道で20万円以上、往復50万円くらい。コロナ前の最後に行ったとき、確か往復で7万円くらいでした。うーん、しばらくは無理。そして何年かして値段が下がったころには、もう体力的に無理になってますかねぇ。(^_^;)

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    6. すみません。送り方が悪く、「匿名」になってしまいました。f(^_^;)

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    7. スマホだと、アカウント証明が必要となり、それをしないと匿名となってしまうようです。セキュリティー保護のためとはいえ使いにくいです。燃料費高騰もありますが、早割でないので非常に割高となりますね。

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  2. 当面は無理ですね。当面は国内旅行、トレッキングと、海外は八ヶ岳山麓便りさんのブログを拝見して楽しませていただきます。

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