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グロースグロックナーを望むハイリンゲンブルート村
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駅前のポストオフィスで時刻表をもらい、8:22発のハイリンゲンブルート行きに乗る。車内は老人が多い。バスは、街の東側にある谷を北上、山を越え、谷間の道を走っていく。両側からは山が迫る景色の良い道を約1時間走り、ハイリンゲンブルート(1300m)に到着。まずはホテル探し、バス停前のポストホテルは、ディナー付きで680Sと安かったので、ここに泊まる事にした。未だ時間が早かったが部屋に入る事ができた。ちょうど角の部屋で、村の広場を見下ろす側とグロスグロックナー方面を遠望できる2つのテラス付きだ。欄干には花が一杯飾られている。とても居心地の良さそうな部屋で大満足である。
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宿泊したホテル・ポスト
部屋は2Fの左端の絶景のロケーション
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村の中心広場にある水晶の原石の噴水がある
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ハイリゲンブルートは、聖血伝説の残る村。ビザンチン帝国のデンマーク人騎士が「聖なるキリストの血」を持って故郷に帰る途中、この地で雪崩にあい遭難。村人は非常に悲しみ、彼と聖なる血を収めた教会堂をこの地に建てたとの事。その由来から、聖なる血(ハイリンゲンブルート)と名付けられたと云う。村のシンボル「ヴィンツェンツ教会」と一面アルプが続く谷間の村、その奥に聳えるグロスグロックナーは実に絵になる。早く着いたので、明日のトレッキングを今日に変更する事にした。フロントでスーパーの場所を聞くと、下の村にあると教えてくれた。中心広場から下ったスーパーで食料の買い出しをする。トレッキング準備を済ませ、11:08発のバスに乗り込む。
シャワーを浴び、汗を流しさっぱりする。下着類は汗でびっしょりであった。トレッキングも済ませてしまったので、明日はどうしよう。インスブルック辺りから計画変更を余儀なくしている。これが自由旅行の醍醐味と云ってしまえばそれまでであるが。取り合えず、ツェルアムゼーまで出てから考えよう。19時過ぎにレストランへ行く。今夜のディナーのメニューは以下の通りのフルコースである。飲み物は、デキャンタ・ワインを頼む。
①Cream of Potato soup with basil
ポテトスープ、まあまあの味
②Broccoli with cream of ham
ハム入りのホワイトソースにブロッコリー添え、これが一番うまかった
③Beef stew,Stroganoff with noodles
ヌードル付きのビーフストロガノフ、まあままの味
④Pancake with chocolate and nuts
チョコレートソースのパンケーキ、あまりうまくない
ポストオフィスから、パリ・オフィスにリコンファームの国際電話をする。最初にフランス語、その後で英語のアナウンスがある。「2時間前にカウンタに来て下さい」との録音メーセッジが流れ、係の応答はなし。リコンファームは必要ないようで一安心、ホテルに戻る。トレッキングで歩き疲れたので、早目に就寝。
Hotel Post 680S (with diner and Breakfast)
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