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リエンツ夏祭りにて |
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イタリア的な明るさを感じる街の中心広場 ハウプトプラッツ |
アルプス地方ではバンド行進が大好き
先頭を行く酒樽娘の後にバンドが続く |
祭りでもあるのかな。広場を横切った先へ行くと、向こうから民俗衣装を着飾った男女が楽器を演奏しながら整然と歩いて来た。1グループだけと思っていたら、次から次とやってくる。やっぱり夏祭りのようである。先頭にはアルプス地方の民族衣装に身を固めた2人の女性、肩から小さい樽を抱えている。パンツェントレーゲリン(酒樽娘)と云い、樽の中には伝統の薬草酒が入っている。ときどき、バンドのメンバーに薬草酒を飲ませ息を奮い立たせると云う。ドイツのガルミュシュ・パルテンキルヒェンでも観た事はあるが、アルプスのどんな街、村にもバンドがあり、祭りのときには民族衣装に身を固め、音楽を演奏しながら街中を颯爽と行進し、祭りに花を添えている。祭りを見ていこうかなとの思いが頭を過ったが、計画通りハイリンゲンブルートへ行こうと駅へ戻る。先程通過した通りにはゲートがあり、入場料(60S)払わないと通れない。仕方なく60Sを支払うと、カラーテープを腕に巻いてくれた。広場の反対側にもゲートがあったが、テープを見せると通してくれた。駅前のバスターミナルでバスを待っていたが、時間になっても一向に来る気配がない。「日曜はバスが走ってないのかな…」と段々不安になる。当たりは誰もいなく確認する術はないが、やはり日曜は運休日。バスを諦め、ここで宿泊しようと腹を括りホテルを探し始めた。広場の裏手の橋を渡った所にガストホフがあり、空いていたのでここに泊まる事にした。部屋は広々とし、かつ清潔で気に行った。
リフトで展望台に上がり、街の南側に聳えるリエンツ・ドロミテの展望を楽しむ
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ブルック城への入り口 現在は東チロル郷土博物館 |
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リエンツ・ドロミテの大展望 |
夕方になると、祭りは最高潮。広場に行くと、どこから湧いたかと思うような人の渦。ステージでは大道芸人が芸を披露中、それを見ようと大勢の人の輪ができている。
とぼけた奴とちょっと陽気な奴、それに裏方の3人組だ。中々笑わせてくれるが、芸はしっかりしている。隣では、子供達がかかんにロープ登りに挑戦している。うまく頂上を極める子もいるが、途中で力つきガイドがサポートし途中で引き返す子もいる。女の子も果敢に挑戦している。大道芸に見とれていると肩をたたかれた。振り返ると、「ほらほらあれを見なよ」と指を指される方向を見ると、のっぽの人形をかぶった4人連れが現れていた。人形の首が「びよーん」と自由自在に伸び縮みでき、かなり受けている。通りのあちこちには屋台がでており、ビールを飲んだりソーセージをほうばり、みな楽しそうだ。22:30には花火が打ち上げられた。橋の上から見上げる花火はとてもきれいだ。日本の花火は「ヒュルヒュル…ドーン」だが、こちらはいきなり「ドーン」である。大きな音は驚く。23時を過ぎても野外音楽の音が聞こえていた。
とぼけた奴とちょっと陽気な奴、それに裏方の3人組だ。中々笑わせてくれるが、芸はしっかりしている。隣では、子供達がかかんにロープ登りに挑戦している。うまく頂上を極める子もいるが、途中で力つきガイドがサポートし途中で引き返す子もいる。女の子も果敢に挑戦している。大道芸に見とれていると肩をたたかれた。振り返ると、「ほらほらあれを見なよ」と指を指される方向を見ると、のっぽの人形をかぶった4人連れが現れていた。人形の首が「びよーん」と自由自在に伸び縮みでき、かなり受けている。通りのあちこちには屋台がでており、ビールを飲んだりソーセージをほうばり、みな楽しそうだ。22:30には花火が打ち上げられた。橋の上から見上げる花火はとてもきれいだ。日本の花火は「ヒュルヒュル…ドーン」だが、こちらはいきなり「ドーン」である。大きな音は驚く。23時を過ぎても野外音楽の音が聞こえていた。
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