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旧市街のシンボルの黄金の小屋根
皇弟マキシミリアンⅠ世が騎士の馬上試合を
観戦するため改築
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8/8(土)☀
7:05発の電車に乗る。ヴェローナでインスブルック行きに乗り換えフォルツッサで下車する。山中の駅であり駅周辺には殆ど建物はなく、少々さみしい所である。リエンツ方面行きローカル電車に乗る。この路線は単線、のぞかな田舎の村々を走りドビアーコに到着。未だ時間が早いので、ここで途中下車。この街はドロミテ・アルプスのベースの街である。3年前ここに宿泊しドロミテ・アルプスへ行ったことがある。駅前は何もなく閑散とした無人駅である。
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ドビアーコの風景 |
駅を出て右に道を辿るとメイン通りにぶつかる。右手の踏み切りを渡り両側のホテル、レストランを見ながら、しばらく歩くと、タマネギ状の塔を持った教会のある街の中心に出る。この辺りで昼食を食べようとしたが、ちょうどフェスタの時間(12:00~15:00まで)で殆どのお店が閉っていた。駅の近くのバーが開いていたので、そこで軽い昼食をとった。時間になったので駅に行きリエンツ行きの電車を待つ。しばらくすると14:30の電車が入ってきた。SL風の電車で、「え、これに乗るのか、良い感じだなあ」なんて思っていたら、電車は止まらずそのまます通りしてしまった。近くにいる人に尋ねるが、今一つはっきりしない。時刻表で確認してみると、14:30の電車はどうも土日は止まらないようである。再びリエンツ方面の電車が入線してきたが、次ぎの駅止まり。「さあどうしようか、さらに電車を待つとなると遅くなるし、初めての所で泊まる所が心配だし...」てな事を考えていると、インスブルック行きの電車が入ってきた。インスブルックだと街は大きいし、遅くついてもホテルは取れるだろうと思い、予定を大幅に変更しインスブルックに行くことにした。
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マリア・テレジア通りを真っ直ぐ進むと旧市街
後方の山はノルトケッテ
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かなりショックで相当落ち込むは、おまけに電車はクーラーはきかず暑くてまいってしまった。フォルツッサから乗ってきたおじいさんが、僕の前の席に座り、話しかけてきた。日本には2度行った事があり、現在はインスブルックに住んでいると言う。どこへ行くのかと聞かれたので、実はしかじかてな調子で話をする。おじいさんとおしゃべりをする事により、気分はだいぶ晴れてきた。
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イン橋を渡った反対側から見た旧市街 |
ブレンナー峠を超えオーストリアに入り、インスブルックには17:00に到着した。適当な安ホテルを探し始める。2つ星で、バスなし400シリング、部屋もきれいであったので、ここに泊まる事にした。明日は早いので先にホテル代の支払いを済ます。「朝食は部屋に運びましょうか」と聞かれたのでお願いした。
取り合えず、旧市街の方へ行ってみる。狭い通りの両側には、土産物屋、レストランが軒を連ねており、観光客で一杯である。当てもなくイン河を渡る。ロープウェイ乗り場の看板があったので、そちらの方へ行ってみる。狭い路地を上がって行くと教会があり、そこから坂道を上って行ったが中々現れなかったので、途中で引き返す事にした。明日は、リエンツからハイリンゲンブルートまで一気に行く予定であり、早起きをしなければと早めに寝た。
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