2022年9月6日火曜日

バスの時間までエタンソン谷を散策~ラ・ベラルド

村のシンボルの教会

ピエール谷奥に聳える姿形良い岩山 エクラン方面だが??



8/18
(金)
昨夜の嵐が嘘のような快晴である。7:00起床、7:45朝食9:40CheckOut、大きな荷物はフロントに預かってもらい、バスの時間(11:35)までエタンソン谷をぶらりハイキングする。教会の右手の道を登って行く。昨夜降った雪を冠った岩山が、青空の下くっきり見える。雪解け水で増水した川の音と、周囲を彩る岩峰群、素晴らしい絶景に心躍る。雲は一切なく、真っ青な夏空である。空気が澄んでいるせいもあり、空の青さは半端ない。前後左右全方位に渡り、素晴らしい絶景が広がる。全く息を飲む美しさとは、こういう景色を云うのだろう。ハイマツ帯の平坦な道を歩いていると、左手前方に滝が見えてきた。1998年、分岐点を間違えて滝を横断する道に出てしまった思い出深い場所だ。ラ・メイジュが見える所までと頑張ったが時間切れ、名残り欲しいが引き返すことにする。

エタンソン川に架かる橋 どこを見ても絶景





預けた荷物を受け取り、停車中のバスに乗り込む。バスの運転手は同じ人、彼は3回往復しているのかな。ガードレールもない山道を運転するのは、かなり神経を使う事だろう。定刻にバスは出発、高台にあるセイント・クリストファー村からの眺めは非常に良い。
白銀の山はテット・ド・ロラウール 
Tete de Lauranoure(▲3421m)

車窓風景 ~セイント・クリストファー村にて


バス停で停まった瞬間をパチリ、教会墓地の後方に聳える岩山を撮る事ができた。エクラン山群の山々は実に氷河が多い。氷河を抱く山が間近に見える、方向からしてテット・ド・ロラウール(Tete de Lauranoure3421m)かと思う。頂上が槍の穂先にように尖っている。 狭い路地を抜け坂を下った後、ヴェネオン川を左手に見ながらバスは進む。しばらくすると明るい谷間のヴェネオン村に入る。村内では複数の場所で停車するがどこで降りたら良いのか。テレキャビン駅に停車したのでここで下車する。
(ヴェノスク村に続く)

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