2023年8月9日水曜日

テルチ~チェスキー・クルムロフへ

 

バスを降りると素晴らしい景色が目の前に

9/10(土) 目が覚めると6:45、寝坊してしまった。8:18発のバスに間に合わよう急いで荷造りする。キーは入り口のテーブルの上に置いておく。 バス停についたが、誰もいない。本当に時間合ってるの?と一抹の不安が過る。15分待ったが来る気配はない。昨日、バス停で確認した時間は当てにならない(というより、曜日によって運行本数、時刻が変わるようだ。これを失念した小生の失敗)。駅に行くと、バスの時間がちゃんと表示されていた。ブジェヨヴィツェ行きは10:48、念のため、カウンタでも確かめる。とても綺麗な女性が親切に調べプリントアウトもしてくれた。彼女、今回の旅で出会った中で一番の美人だった。写真に残したかったなあ...。未だ2時間以上もある、どうやって時間を潰そうか。とにかく重い荷物を何とかしようと駄目元でペンンションに戻る。幸運にもドアは開いたままで、しかもルームキーもあり部屋へ入る事ができた。これで重い荷物を背負いながら歩き回る必要がなくなった。

広場をスタート、一斉に郊外へ向けてペダルを漕ぐ
ペンションの真下を通リ抜ける

広場で朝市が立ち、カラフルなテントの下で手作り籠やバック等々を売っている。さらに、サイクリング大会でもあるのか大勢のサイクリストが集まっている。公園をぶらり歩き、ペンションへ戻る。外が騒がしいので、窓から外を見るとサイクリスト達が通りを走り抜けて行く。ヨーロッパでは、どこでもサイクリングしている風景に出会う。平坦な土地が多く、サイクリングには適した土地柄も関係あるのかなと思ってしまう。老何男女、元気よく出発していく、がんばって!!

Penzion Panorama 46czkx2 (with朝食)☆☆☆☆☆

展望すこぶる良し 花で彩られた心地よいペンション

風情ある石畳の通り

5分遅れでやってきたバスに乗り、チェスキー・ブジェヨヴィツェには2時間程で到着。駅前は以前とは様変わり、駅の隣には大きなショッピングモールが建っている。バスはこのビルの3階に上がって行く、そこが新しいバス・ターミナルであった。以前は小さなバス停だったのに、時代の移り変わりを感じる。考えて見ると、初めて来たのは17年前、変わるのは当たり前だろう。下の階にはたくさんのショップ、カフェ、スーパーマーケットがあり、かなり魅力的だ。ここでしばらくぶらつこうと思ったが、やっぱり早目にクルムロフに行こう。クルムロフ行きのバスは、派手な黄色なバスでツアーバスかと見間違う。プラハ発の便で車内は韓国人の団体さんでほぼ満席状態(後で知った事だが、チェコは韓国人に大人気だそうだ)。40分程でクルムロフのバスターミナルに到着。谷の向こうに、蛇行するヴルダヴァ川と旧市街の絶景が眼前に広がる。懐かしい風景で以前と変わぬ美しさ、「再び戻って来たんだ」と感慨深い。旧市街へ入ると観光客だらけ、アジア系が特に目立つ。スヴァルノスティ広場の市庁舎で市街マップと予約したペンションへの行き方を教えてもらう。以前来た時は、ここでホテルを紹介してもらい、確か南側の路地にあるホテルを紹介してもらった。ところがカメラを置き忘れ大慌てで戻った苦い想い出がある。こういう苦い経験はいつまでも記憶に残るもんです。重い荷物を背負って、高台にあるペンションを目指す。住宅街の一角に建ち、花が咲き誇るガーデンと入り口にも花が飾られ、明るい雰囲気のペンションです。ブザーを鳴らすと、マダムがドアを開け中に迎えてくれた。テラス付きで広々とした清潔な部屋でとても気に入った。ペンション・パノラマは名前の通り眺めは最高だが、強烈な日指しの中の急坂はかなり疲れた。洗濯をし、テラスに干す。坂道を下り、旧市街をぶらり散策する。ちょうど週末にぶつかったせいもあるかもしれないが、人が多過ぎでうんざりする。日本人もちらほら見るが全般的に少ない、バブルが弾けた影響かと思ってしまう。お腹が減ったのでレストランに入り、ビールとビーフカツレツを食す。
ビーフカツレツに舌鼓み

ペンションに戻りシャワーを浴び、テラスに出てライトアップした城の夜景を眺める。街の街灯とライトアップしたお城の夜景をいつまでも見ていた。
22:45就寝。


テラスからの夜景

0 件のコメント:

コメントを投稿