2013年5月30日木曜日

戦没者追悼パレードに遭遇 ルブリン

2009.5.3(日) ☀ ミニバスでルブリンへ
 6:00起床、今日も良い天気だ
7:15朝食へ、ビッフェ形式でテーブルの上には様々な料理が置かれ、どれにするか迷ってしまいそう。暖かいソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグがあるのが嬉しい。野菜、クロワッサンと共に食す。コーヒは、このホテルのが一番美味しかった。朝食後、街の外をぶらぶら散歩。小川沿いに遊歩道があり、そぞろ歩きを楽しむ。
ザモシチのバスターミナルにて
バス・ターミナルは、旧市街から結構離れており、ホテルでタクシーを呼んでもらった。バス・ターミナルまで12.5zt(約380円)、やはりポーランドは物価が安い。10人程乗れるようなミニバス。9:45発、田舎の1本道から4車線道路に入り、約1時間30分でルブリンのバス・ターミナルに到着。小高い丘の上には、白亜のルブリン城が見える。



ルブリン城直下の広場
今日のホテルはクラクフ郊外通りの先にある、まずは予約しておいたホテルに向かう事に...。
城直下の広場は、まるで円形劇場のようで、周囲を取り囲む建物の1Fはアーケードになっており、中々雰囲気が良い。路地を抜けるとクラクフ門に出た。車道を渡り、クラクフ郊外通りに入ると、旗を持った大勢の人達が列をなして歩いている。何だろう?と思いながら、列の後をついて行った。通りを行った先の広場で式典が催されており、大勢の軍人が整列していた。
ベレー帽と銃を持った兵隊さん
後で調べると、ここはヴァルノシチ広場(自由広場の意味?)自由を勝ち散るために戦った人々を追悼する行事でもやっているのか... ?正面のあの騎馬像は誰なのだろうと、ちょっと興味は湧いたが、荷物が重く肩が痛くなった。先にホテルで荷を軽くしてから出直そう。今日のホテルはクラクフ大通りの先、カトリック大学に隣接した所にあり、静かそうで大いに気に入った。洗濯をした後、半袖に着替え街に繰り出した。

パレードは最高潮、伝統衣装で着飾った若い女性達の歌声が響く
通りをパレードする軍人

 先程の広場での行事は最高潮、軍服姿の凛々しい軍人のパレードが続き、広場では民族衣装に着飾った若い女性達の歌声が響く。正面の良い場所は観客で一杯で入り込む隙がない。仕方なく後方へ行ったり、人々の隙間から一目写真を撮ろうとがんばり、何とか写真を撮る事が出来た。
鮮やかな伝統衣装で着飾った女性達




青、赤、黄の羽を付けた白い綿帽子、フリルの付いた伝統衣装(?)を着飾り、白いブーツを履いていた。ちょっとロシアっぽい感じもしない訳でなかった...
 ポーランド国旗を持った可愛い女の子





ポーランドの国旗だけでなく、スウェーデン国旗も飾られていたが、両者の関係が良くわからない...。
おそらく戦没者を追悼する行事かと思うが、一体いつの戦争なのか未だ不明である。ドイツ?ロシアからの独立?


クラクフ門から旧市街へ
歩行者天国のクラクフ郊外通りは、休日の事もあり大勢の人々で賑わっていた。明るく、ゴミ1つなく実に奇麗な通りだ。行き交う人々の多くは、ソフトクリームを食べながら観光を楽しんでいる
旧市街への入り口にクラクフ門が聳える

通りを抜けた先に、時計塔を持つクラクフ
門が見えて来た。14世紀半ばに、旧市街を囲む城壁と共に建てられた。何度か改築され、現在の姿になったとの事。
門を潜り、旧市街に入る。所々、壁が剥げかけた建物があるが、概ね保存状態は良く、見栄えの良い街並で大いに気に入った。それにしてもパブが多い、アイリッシュ・パブもあるようだ。夜、若者等が
聖ミカエル教会跡
ビールを飲みながら語らうのかな...。
路地を歩いて行くと、遺跡のような広場に出た。聖ミカエル教会の跡地で、13、14世紀頃建設されたが、19世紀に老巧化し取り壊され、基礎だけが残った。ここからの見晴らしは実に素晴らしい。基礎石に座り、ソフトクリームなどを頬張りながら、ゆったりとした時間を過ごせる気持ちの良い空間である。
橋を渡った先に白亜のルブリン城が聳える
路地裏を抜け、グロッカ門をくぐるとルブリン城へ通じる橋に出た。多くの観光客が
ゆっくりと城に向かって歩いている。
第2次世界大戦中は、ナチスに反抗した政
治犯達を収容する牢獄だったが、現在は博物館として利用されている。
城の中庭には、コンサートでも行うのか舞台が設置されていた。レンガ造りの塔の傍には、井戸もある。中を覗くと、かなり深く吸い込まれそう。


旧市街広場 正面の建物は裁判所

太陽は燦々と輝き、非常に暑い。人々がソフトクリームを求めるのはわからない事ではない。旧市街のどこかでランチでも取ろうと思ったが、どの店も人で一杯、入るのが気後れしてしまう。クラクフ門を出て、クラクフ郊外通りのカフェでランチを取る。

Costa Caffe
チーズ・オリーブパン、グレープフルーツジュース (14zt)
外はパリパリ、チーズが口の中でとろけ、オリーブの酸味も絶妙、かなりいけた
イタリアンスナックも美味そうだったので、ついでにお買い上げ。



宿泊したホテル
Mercure Unia Hotel  (48.9€) with breakfast

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