2022年8月6日土曜日

北エクラン山群の起点となるラ・グラーヴェへ

中間駅からのラ・メイジュ北壁
8/12
(土)☂→
6:30起床、外は雨でがっかりだ。7:15 Check out、バスターミナルでラ・グラーヴェ行きのチケットを購入。バスターミナルは駅に隣接しており、乗り換えには便利だ。8:00のバスに乗る、乗客は10名程度でそんなに混んでいない。混雑した市内を抜け、山の中に入って行く。いくつかの村を抜けるが雨戸が閉まったままでひっそりとしている。プール・ドアソンを経て懐かしのラ・グラーヴェに9:32着。青空が見え、氷河を抱いたラ・メイジュが見えてきた。天気は回復方向で元気が出てくる。階段を登った先に予約したホテルがある、初めて来たときに宿泊しており非常に懐かしい。Check in14時からなので大きな荷物だけ預かってもらい、村外れにあるテレキャビン駅に向かう。

中間駅(2,400m)で乗り換え、一気に3,211mのコル(Col des Ruillans)へ。トレーナーにジャケットを着てても寒く、手もかじかんでしまう。何か暖かい物が必要だ。頂上レストランでスープ、サンドイッチを注文しテラスでランチ。スープは薄味だが体が暖まる。目の前には真っ白な大氷河が広がり、太陽で反射してキラキラ光っている。広大な大雪原には、所々割れ目が見えるがクレバスだろうか。この氷河を登るツアーがあるがガイド付きでないと危なさそうだ。ラ・メイジュは穂先しか見えず、全容を見るには中間駅の方が良い。

コルでの展望を楽しんだ後、中間駅に下る。前回来た時は、Chancel小屋(https://ymtrecking.blogspot.com/2021/08/blog-post_20.html
参照)を経てラ・グラーヴェに下ったが、今回は一気に下る。岩が多く、急坂で足にくる。歩いている人は誰もいなく、ちょっと寂しいですね。しばらくすると谷川の音が聞こえて来た。さらに下って行くと、小屋が見えてきた。家の住人がランチを食べていて、こちらに気が付くと声をかけられた。「ここ好き、次も来たいですか」「今回で3回目です」と云うと、少々驚いたようだ。草原に出てしばし休息、前回来たとき通った道は「危険、通行止め」とあった。迂回路を進むが、途中で道を見失ってしまう。引き返し、禁止の柵を越えて進むと、前通った道に出てホッとする。ここから真っ直ぐ下り、キャンプ場を経て村に無事帰還。ホテルに戻り、チェックインを済ます。部屋はNo.6、こじんまりとした居心地の良さそうな部屋である。色とりどりの花が飾られた窓からラ・メイジュ北壁が目の前に、絶景である。落ち着いた所で、ツーリスト・インフォメーションへ行きラ・ベラルドのホテル(8/15,16の2日間)を予約してもらう。ホテルが2軒しかなく空いているかドキドキだったが、運良く2日間とも空きがあり一安心。奥にあるスーパーで飲み物、嗜好品を買ってホテルに戻る。シャワーを浴び、日記や読書して時間を過ごす。19:451Fのレストランに行きディナータイム。可愛いウィトレスが本日のディナーの説明をしてくれる。飲み物を聞かれ、赤ワインを頼む。水は無料でデカンタで提供されるのがありがたい。コース料理は下記写真の通り。どれもこれも美味、やはりフレンチは旨い。普段は酒は飲まず、そのせいか赤ワインで少々酔ってしまい頭がフラフラする。23時前に就寝。
ラ・グラーヴェへの下り道にあったシャーレー
声をかけられる

 
丸太をくり抜いた水場
何気ない所にも絵になる風景が...



Hotel Edelweiss
 ☆☆☆☆  (89.5x2 Halfboard)
初めて来た時気に入ったホテルで、今回もお世話になった。
スタッフも親切、清潔感ある部屋からの眺めも良い点はプラスなのだが、
1Fにバーができ、夜間に鳴り響く音楽がうるさくなってしまったのが残念。

0 件のコメント:

コメントを投稿