別荘風の家屋と緑が広がる郊外の風景 高い塔は聖マルティン教会 |
シンプルな朝食だが、美味しく頂いた |
ビッフェに並んだ美味しそうな料理を見ると、つい多目に取ってしまう(貧乏性なのである)。食事はとても旨く、ちょっと食べ過ぎた気もする。ハム、チーズを挟んだランチ用のサンドイッチを携帯袋に入れ、部屋へ戻る。
8:45にホテルを出ると、小雨がパラついている。街の中心のリヒャルト・シュトラウス広場のツーリスト・インフォメーション(TI)に入りタウンマップをもらう。天気は良くないので、ドイツアルプス最高峰のツークシュピッツ行きは取り止め。前回来た時も天候不順で、今回はリベンジのはずだったのだが、嫌われているのかな...。
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歩行タイム:5時間30分 |
気に入った小径があればそっちへと自由勝手のぶらり歩き。
静かな山懐の湖リーゼルゼー |
緑のアルプの中を走る可愛い登山電車 |
湖畔には4つ星ホテルがあり、奥にはツークシュピッツが垣間見える。あいにくの小雨まじりの天気で、絶好な景色も靄がかかったよう、これも風情があるかとは思うのだが、やはり真っ青な空の下で見たい景色である。湖畔沿いの遊歩道を歩く、反対側に出るとさらに林道が走っている。さらに行くと、小さな沼とカフェがあるAulealmに出る。
その先にはロープゥエイ乗り場があり、アルプシュピッツ(Alpspitze)周辺トレッキングを楽しめる高台まで連れて行ってくれるようだ。ちょっと触手が湧いたが、天気は悪く、かつチケット代も3,000円とべらぼうに高いので止めた。Landeplatzの村を経て、Hammersbach村まで歩く。この村は2軒のホテルと教会があるだけで見るべき所はあまりない。さらに、道はアルプ湖まで続いているが、さすがに歩き疲れて来た。駅のプラットフォームのベンチでサンドイッチのランチを食べ、小休後引き返す。広大なアルプが続く気持ちの良い道を約1時間でガルミッシュに戻る。
パルテンキルヒェンを散策
駅を背に真っすぐ伸びるバーンホフ通りは、車の往来が激しい。大通りを横切り、しばらく行くと教会が見えてくる。右に曲がると旧市街の中心通りだ。家々の壁には、キリストや中世騎士等のテーマを持ったカラフルなフラスコ画の壁画で覆われ、見ていて楽しくなってくる。
壁に描かれたフラスコ画 |
通りにはユニークな看板が一杯 |
さらにエントランス上部の鉄製の看板が実にユニーク。ヨーロッパの街では、良く見かける風景であるが、どの街の看板も個性があり見ていて飽きない。中世時代に、文字の読めない市民のために絵や飾りで、そのお店が何の商売をしているかを示していたと云う。そういう歴史を知り、見て回るとより一層の楽しさが湧いてくる。
通りにあるCafe店を覗くと、旨そうなケーキがずらっと並んでいる。どうもこういうのに弱く、店内に入りケーキを買いホテルへ戻る。
ガルミッシュを散策
ホテル・テラスから望む |
テラスでケーキを食べ、本を読みながら過ごす。山の方に日が指し、15:30頃には、青空が広がる良い天気になった。テラスから、ツークシュピッツ(右)、アルプシュピッツ(左)の山々の絶景が正面に見えてきた。天気の回復がもっと早ければ、あの頂上まで行っていたのにと思わず恨み節...。
17:00、ホテルを出てガルミッシュの街をぶらぶら歩く。
リヒャルト・シュトラウス広場は午前中にの寂しさが嘘のように夏の太陽が燦々と輝き、歩いている観光客も皆浮き浮きしているように見える。
後期ゴシック様式の円天井が、たった1本の中央支柱に支えられている。
それにしても、ヨーロッパの街の中心には必ず立派な教会がある。莫大な費用がかかったかと思うが、建設費用は一体どこから捻出されたのだろう(やはり市民の寄進か...)
教会の裏手の道を歩いて行くと、ロザイワ川に出る。屋根のある木橋を渡ると、昔の農家や、ドイツ独特の切り妻型の可愛らしい家々が立ち並ぶ。この辺りはサマーハウスなのかな...,こんな所に住みたいなあとちょっと憧れる。
白壁と窓が奇麗なレストラン |
サラダは旨かったが、メインの魚料理は好みではない(味付けがシンプル過ぎる)
ウィトレスが可愛かったので、帳消しかな... (Dinner 12.3€)
ミックスサラダ |
マスのアーモンド添え、ジャガイモソティのつけ合わせ |
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