2013年5月11日土曜日

強面の黒スーツ姿の兄ちゃんがホテル前に トルン

2009.4.30  グダンスクからトルンへ
 5:45起床、今日も良い天気だ、気温は12℃少々肌寒い。
朝食後、8:00にチェックイン。カードで支払おうとしたが、キャッシュでないと駄目と云う。持ち合わせが369ztしかなく、足りない分はユーロで支払う事に。
両替商「KAUTOR(カントル)」でマネーチェンジし、駅へ向かう。

青と黄色の鮮やかな電車
9:12発のポツナン行きは、非常に混んでいた。1等車(1両のみ)のコンパートメントの空いている席に座る。喫煙席しか空いてなく仕方なくここに座る。Bodgoszcz駅(読めない)で小さなローカル電車乗り換え、トルンには13:00に到着。
旧市街まで結構距離があるので、バスに乗車。ドライバーから直接チケットを購入して乗車。つり革に掴まって、所在なげに外の景色を見ていると、検札で回って来た車掌に「チケットは持っているのか?」と怖い顔でにらまれた。どうも車内に設置されている刻印器でチケットの刻印をしてなかった事が原因のようだ。チケットを見せると、うなずき納得してくれたようだ(冷や汗)。
ヴェスワ川の大きな鉄橋を渡ると、旧市街入り口のバス停に到着。門を潜り旧市街の中へ。ランドマークの時計塔の旧市庁舎を目指して歩いて行くと、観光客で一杯の旧市街広場に出た。街の雰囲気はドイツ風で、ゴシック、ルネッサンス様式が多い。素敵な街並で、大いに気に入った。
旧市庁舎前に立つコペルニクス像、左は聖霊教会
予約しておいたホテルを探し始めるが、どうも方向音痴なのか中々見つからない。レストランのウェーターに尋ねて、路地裏にあるホテルに辿り着く。部屋は2Fの203号室、荷を解き早速街の散策に出かける。




 ヴァイオリン弾きの像に群がる子供達

ここでも、先生に引率された学生等の嬌声で賑やかだ。こうした課外事業で、自分たちの国の歴史に触れるのは良い事だが、やはり子供、ヴァイオリン弾きの像の下のカエルの噴水に手を当てて、大はしゃぎ。
邪気で良い年頃だ。
旧市庁舎前には、地動説で有名な天文学者コペルニクス像が立っている、高さ2.8m、威風堂々と云う言葉が相応しい。
ドイツ騎士団城跡を楽しみにしていたが、昔日の栄華の後はなく、石の廃墟と化している。
ドイツ騎士団城跡
かつてバルト海沿岸を支配していたドイツ騎士団(チュートン騎士団)は、ポーランド・リトアニア連合軍との「タンネンベルク)の戦い」に大敗して後、衰退化、日頃の弾圧に苦しんでいたトルンの住民達の一斉蜂起により、城は破壊されたと云う。
十字軍遠征で結成された騎士団は、ドイツ騎士団以外に、テンプル騎士団、聖ヨハネ騎士団があり、何か男のロマンをかき立てる。ヴィスワ川沿いには、城壁の後が残っており、悠久の歴史を感じながら川縁を散策した。
街の中のあちこち路地をあてどもなく歩き回ったせいか、少々疲れてしまった。洋菓子店に入り、菓子パン(1.6zt/48円)とレモン味のソフトクリーム(2zt/60円)を買い、ちょっと一休み。日本に較べると、食品類の価格はかなり安くうれしくなる。
日本語が聞こえて来たので振り返ると、家族つれの日本人が歩いている、トルンはツワーコースに入ってないので、フリーか地元の駐在員の家族かな...。
宿泊先ホテルのレストランに入ろうとすると、入り口には「黒づくめの強面の兄ちゃん」
宿泊したホテル Solaris(246zt)
等がたむろし、ちょっと怖くて入るのに躊躇してしまう。外には高級車と、ちょっとヤバそうな雰囲気。レストランはバーも併設し、この人達は用心棒??。ちょっと怖くなったので入るのは止め、ホテルの部屋に戻る。

夜、バーで流す音楽がうるさく(重低音で響く)眠れず、24:00になっても終わる気配はない。さすがに頭に来て、レセプションの女性に「眠られないので、静かにしてくれ」とクレームを言い、部屋に戻る。と電話が鳴り、部屋を変えてくれると云う。しばらくすると、先程の女性が4Fの部屋のキーを持って現れた。荷物はそのままで良いと、4Fのルームキーを手渡された。新しい部屋は、ダブルルームでとても広く、音も然程感じなくなり、これなら静かに眠れそうだ。文句を言って正解だ...。

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