2015年11月12日木曜日

サンクト・ガーレン行き電車がなく少々焦る

セーヌ対岸から観たノータルダム寺院
8/15(土)☀  
目が覚めると5:30今日はローザンヌ経由でパリまで出ねばならず、TGVに乗り遅れたらと大いに焦った。あわてて支度を済ませ、駅へ急ぐ。時刻表を確認すると6:11発のサンクト・ガーレン行きは土日は走ってないようだ。駅員に確認すると、やはり走ってないと言う。反対方面の6:01発ゴーサウ行き電車が止まっている。これでもよさそうだったので、あわてて乗り込む。電車は牧草地の間を抜って走る。右手から真っ赤な朝日が登ってきて、絵もいえない美しさである。ゴーサウ駅前は閑散として何もない。予定通り7:11の電車に乗り込みローザンヌへ向かう。ローザンヌ駅でパリまでのTGVの座席予約をする。未だ時間があるので、街に出てみたが駅前も何もなく、つまらなかったので駅の売店でバケットサンドを購入し、ホームで昼食をとる。
中世は周囲を壁で囲まれた要塞都市だったと云う
観光地は人の渦でうんざりである
電車は25分前に来た。快適なTGVでパリ・リヨン駅に16:26定刻に到着。どのホテルにしようか、うろうろしていると変なやつに話しかけられた。無視し、ガイドブックに乗っていたホテルに逃げ込むような形で入った。結構高いが、最後の夜だからとここに決めた。地下鉄でシテ島へ行く。観光客がわんさか居てうんざりする。ノートルダム寺院の裏手の広場で、ミサのような儀式をやっていて、見物客でごった返しの状態であった。夕食はリヨン駅前のレストランに入った。サーモン・ステーキを食べた。ワインを頼もうとするが発音が悪いせいか、うまく通じない。違うウェイターが来てくれ、ようやくわかってくれた(ヴァインが正しい)
8/16(日) シャルル・ドゴール空港は広過ぎ、わかりずらい
7:30に起き、シャワーを浴びた後食事に行く。地下にあるレストランの壁はレンガ造りで洞窟のような感じだ。ちょっと早いが、8:30にチェックを済まし、空港へ向かう。空港は広過ぎ非常にわかりずらい。インフォメーションでキャセイ・カウンタを尋ねる。ホールAという。標識に従ってAへ行くが、ここもゲートがたくさんあり、よくわからない。再び案内に尋ねる。3H前からチェックインが始まった。

2015年11月2日月曜日

カラフルな壁画の家並みが可愛いアッペンツェール


8/14(金) 早朝サンモリッツ出立、サンクト・ガーレンを経てアッペンツェールへ
昨日も夜半、雷が轟いていた。7:15にホテルを出発し、朝靄で幻想的な美しさのサンモリッツ湖沿いを駅へ向かった。標高1,800m近くであり、朝はひんやりとするが朝焼けの風景は実にきれいだ。8:00の電車でクールへ、ここで電車を乗り換え、チューリッヒ経由ブリュッセル行きに乗る。乗ってから、この電車ではサンクト・ガートンには行かない事に気付き、あわてて途中の駅で降りる。直ぐにサンクト・ガーレン経由チューリッヒの電車が入ってきた。サンクト・ガーレンは思ったよりも大きな街であった。駅前は車の往来で騒がしく、あまり好きになれないなと感じた。

アッペンツェール行きの電車は1114番ホームにある。赤地に白線が帯状に色付けされた可愛い路面電車だ。電車は、街の中を走っていき、徐々に高度を上げていく。周囲は緑のアルプが一面に広がっている。小高い丘を登り下りしている内にアッペンツェールに到着した。駅前は閑散としている。駅を背にし真直ぐ歩いていくと、壁にユニークな装飾が施されたドイツ風の建物が目を引く。どこもかも可愛らしく、メルヘンチックな街並が素敵である。外観が気に入ったガストホフに入る。「今日、部屋開いてますか」「ダブルしか開いてない。1人なら、このホテルが空いていますよ」とホテルを紹介してもらった。紹介してもらったホテルへ行ってみる。街のメイン・ストリートのハウプト通りと本道が交差する場所である。1泊80SFと結構高いが、ここに泊まる事にした。明日は早いので朝食はいらないと言うと70SFにしてくれた。昼食が未だだったので、スーパーで食べ物を買い込み、ホテルに戻り食事をする。前もってホテル代を支払った後、散歩に出る。
ゆるやかなカーブのハウプト通りの両脇は、木組みの切妻屋根の建物が連なる。どの建物も様々な装飾が施され、さらにユニークな鉄細工の看板が花を添えとても華やかである。



通りを抜けると広場に出た。右手に道を辿りしばらく歩いて行き車道を横切り、細い道を登っていくと緑一面の牧場に出る。上から見ると、街は周囲を緑の小高い丘で囲まれているのが良くわかる。一旦下り、線路を横切り反対側の丘の方へ行ってみた。丘の緑の草原に腰を下ろし、しばらく景色を楽しんだ。ホテルへ戻りシャワーに浸かった後、夕食へ出かける。どこへ入ろうか迷った挙げ句、ガストホフのレストランへ入る。外の看板にかかっていたメニュー(定食)とグラスワインを頼んだ。スープ、サラダとメインがポークというセットで、味は取り立ててうまいという訳ではなかった。僕以外には4人連れの家族だけであった。この家族がぺちゃぺちゃと非常にうるさかった。(おそらく)イタリア人だと思うが、ワインを何杯もおかわりして、完全に酔っぱらっていた。教会近くを歩いていると、中から賛美歌が聞こえてきた。ドアが開いていたので、中へ入りしばらく歌を聴いていた。歌声が教会全体に響き渡り、荘厳な感じになる。ホテルへ戻ると、(案の定)玄関ドアは閉まっていた。ルームキーで開け、中に入る。明日はパリに戻らねばならない。結構遠いので6:00頃出発せねばならない。寝坊をしては大変と早めに就寝した。