2014年11月17日月曜日

自動券売機でチケットを買う


ヨーロッパの駅窓口は、いつも長蛇の列でチケットを買うのにかなり時間がかかる。おまけに列が中々進まず、時間が急いているときなんかは、相当ストレスが溜まります。ユーレイルパスや、前日に買っておく等にしておくのがベストです。いつもは鉄道パスを使うのだが、2014年の旅ではバス移動が主で、鉄道パスを買わず(必要に応じて)鉄道駅でチケットを買った。案の上、ボルツァーノ駅では、長い列かつ中々進まずイライラし通し。あまりにも先に進まなかったので、自動券売機を使った。自動券売機の使い方は、*ドビアーコ駅(無人駅、チケットは自動券売機で買うしかない)で親切な家族に使い方を教わったので何とかなるだろうと早速試してみた。 
Touch Screenです Buy your ticketをタッチ
①まず言語(英語)を選び、「BUY YOUR TICKET」を押す
②到着駅を選ぶと、電車の運行時間と1等、2等の価格が表示される
 他の時刻を見たい場合は、NEXT SOLUTIONSを押す
③乗車したい便を選び、「SELECT」を押す
④等級(1等、2等)、人数を入力すると、チケットの詳細画面に変わる
時刻と価格が表示される



 座席シートも取れるようだが、そんな贅沢はしないので無視
⑤「PURCHASE」を選び、支払い画面に移動
⑥現金も可だが、クレジットカードで支払う
⑦暗証No.を入力すると、チケットが下のボックスに出力される
最初、これがわからずまごついていると、近くに居た人が下のボックスに出ているよと教えてくれ助かった(旅人には皆さん親切です)。
⑧チケットを受け取り完了

日時刻印機
ヨーロッパの鉄道駅には改札がなく、乗車前にチケットを刻印するシステム。刻印がないと、場合によっては罰金を取られるので忘れずに刻印をしておくこと。ホームの入り口に改札マシーンがあるので、チケットを差し込み刻印できます。

基本的に対話形式となっており、画面の指示に従ってやれば問題なく使いこなせるかと思う。
この後、ヴェローナ駅でもベネチア行きのチケットを購入したが、慣れたせいもありスムーズに買う事ができた。ちなみに、窓口は長い列が並んでいました(何故、皆さん自動券売機を使わないか不思議です)

2014年11月14日金曜日

スーパーマーケットで果物を買う方法

袋詰めした商品を秤の上にのせる
ヨーロッパのスーパーは大好きで、行く街、村では必ずスーパーに入ります
品物が豊富で、しかもめちゃくちゃ安くて嬉しくなってしまいます。
新鮮な果物や野菜が所狭しと並んでいますが、バラ売りで最初はどうやって買うのかわからず、買い物客が買うのを観ていて買い方がわかった次第です。
さて、その方法ですが
①果物コーナーには、商品毎に番号が振ってあり、値段もg単位で表示されています
②備え付きのビニール袋に好みの量入れます


印刷されたタグを商品に貼付けます

③直ぐ横にある、電子計り器の上に載せ、商品番号を入力すると、重量と価格が表示されます
 問題ないならOKボタンを押す
④すると、電子計り器から値段(とバーコード)が印刷されたシールが出てきます
⑤これをビニール袋に貼れば完了

ぶどう、バナナ、イチゴ、リンゴ、サクランボ等々が安くかつ好きな量だけ買えるので、非常に便利です。特に、サクランボは安くて旨いので、お奨めです。
ちなみに、2014年の旅行で購入した際のお値段ですが、サクランボ(1.26€/182g)、バナナ(0.76€/2本)でした。日本でも、このシステムが導入されれば良いと思うのですが…。円安でユーロ高となっており、海外旅行者に取っては痛手です。

2014年1月20日月曜日

眼下に広がる絶景に息を呑む〜ドブロヴェニク

2010.5.1(金)☀ 朝食のパンを持ち帰ろうとし怒られる
明るいダイニングテーブルでの朝食
6:00起床、7:10朝食を取りに出かけると既に2組が食事中。ダイニングルームは開放感があり、ゆっくりと食事ができる。朝食も非常に美味しい。

ランチ用にとパンを包もうとしていると、女性従業員にtake outは駄目、レストランで食べろと凄い剣幕で怒られてしまった。こんな事云われたのは初めてで、少々気分を害した。

さて、今日はどう1日を過ごそうか。

スルジ山に行きたいが、ロープウェイは走ってない。タクシーは使いたくない。でも上からの旧市街の景色は絶対見たいな、などと呟きながら地図を見ているとホテルの裏手から、スルジ山へ抜ける道があったので、今日はここに行く事に決定。
中腹からの景色、アドリア海の島々を遠望

8:00ホテルを出る、斜面に急な石階段が続いており、そこを登って行く。斜面に住居が寄り添うように建っている。20分程で車道に出る。この辺りに登山道があるはずだがと探すが、一向に見つからない。

あちこち探しながら歩いていると、眼下に旧市街が見えて来た。アドリア海のコバルトブルーとオレンジ色の旧市街の眺めは本当に素晴らしい。鳥肌が立つ絶景とはこういう景色を云うのか....
憧れの絶景に息を呑む


どうやらスルジ山へ向かう車道に出たようで、これを登って行くと辿り着くようだが、車の往来が激しく「もうここでいい」と下る事に。住宅地の隙間に階段があり、下って行くと旧市街の東側の入り口のプロチェ門に出た。




門を入った広場では、オームとじゃれ遊ぶ2人の女の子がいた。良い構図とばかり写真を撮っていると、飼い主が現れ「(多分)勝手に触るな」と怒られていた。かなりの剣幕だったが、そんなに怒らなくてもと少女達を可哀想に思ってしまった。

観光船に乗り出発


観光船の発着場があり、さかんに客引きをしている。値段を聞くと10€,これに乗る事にした。10:30出発、同乗者はイタリア人家族。船長は、「映画赤毛のアン」のマシュー役の男性のような温和な人でした。


洞窟手前まで接近





旧市街を周遊後、ロクルム島までを往復の45分の観光である。ロクルム島では洞窟手前まで進んだ。コバルトブルーの海の青さが半端でない。島には1組のヌーディストがいたが、かなり太っちょな体をさらし少々勘弁願いたい。海風の心地良い45分の船旅でした。
手作りの刺繍を売るお店がずらり並ぶ






ルジャ広場は大勢の観光客でごった返し状態。大聖堂裏に青空市場が立っており、ハンドメイドの刺繍をあちこちで売っている。どの店で買おうか大いに迷った挙げ句、人当たりの良さそうな女性のお店で、テーブルクロスを購入した。



ピレ門を出て、ロヴリイェナツ要塞へ向かう。階段を上がると入り口があり、城壁のチケットを見せるとOK。頂上には2つの砲台、旧市街の城壁が一望でき中々素晴らしい。
海に突き出た半島に浮かぶ
ロヴリイェナツ要塞

旧市街の路地裏のレストランでカルボナーラ、サラダでランチしたが大外れ。サラダは酸っぱく、カルボナーラもあまり美味くない、全くのNGであった。
今日も歩いてホテルに戻る。
明日は早い出発なので、モーニングコール(4:00)、空港までのタクシー(4:45)をお願いし、ホテルの清算も済ました。読書、日記を書いていたら目がウトウトしてきた....(21:30就寝)

2014年1月11日土曜日

あやうくホテルを閉め出されそうに〜スプリット

2010.4.30(木)☀ アベックの「いちゃつき」に苛つく
ディオクレティアヌス宮殿の外壁
プロムナードにはたくさんのオープンカフェが並ぶ

6:00起床、今日も良い天気だ。今日は、バスでスプリットへ日帰り観光。
7:40頃、バスターミナルに行くと、チケット・カウンタは既に7、8人の長い列。最後尾に並んで待っていたが、一向に進まない。バスの出発時刻8:00に間に合わないので、チケットを買わずに、バスの所に行くと、バスの中で買えば良いとの事なので、あわてて乗り込む。乗車率は70%くらいか、チェックに来た車掌からチケットを購入(スプリットまで152kn)。最初はワンダフルな景色に声をあげていたが、次第に単調な景色に飽きがきた。おまけに、前席のアベックが、イチャイチャしうんざり(アホ!!)
Neumから観たモンテネグロ風景
1時間走った所でモンテネグロに入り、パスポートチェック。前席アベックの片割れがチェックに引っかかり10分程足止め。ざまあみろと思ったが….
山を下った港町Neum(Hotel Orka)前で10分休憩、モンテネグロを抜け再びクロアチア入国。山岳地帯を抜け魅力的な湖を観ながら、大きな街マカルスクに到着。
それから1時間程でスプリットに到着。4時間30分の乗車は、さすがに疲れた。これで街自体面白くなかったら目も当てられない

スプリット旧市街ぶらり歩き
港湾に停泊中の漁船

バスはアドリア海沿いの港に止まる。停泊中の大型フェリーや漁船、真っ青な海と空のコントラストは、絵も云えない美しさだ。7、8分で旧市街の入り口に着く。







旧市街の中心のペリスティル広場
ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿が旧市街と云うちょっと珍しい街。215x180mの広さの周囲は、巨大な壁で囲まれ、東西南北に4つの門がある。壁の高さは、20mもあり圧倒されてしまう。海沿いの青銅の門(南)から入ると、中は地下
道になっておりショップが並んでいる。地下道から一歩外に踏み出すと、明るい広場に出る。ローマにあるような石柱、石門が際立っている。ゴシック、ルネッサンス様式の石造りの建物群はカラフルでとても奇麗である。
大聖堂の鐘楼に登る(10kn)、狭く急な階段を登り切ると、素晴らしい景観が待っていた。残念ながら広場を見下ろす事はできないが、赤茶けた屋根の旧市街、真っ青なアドリア海を一望でき出来る。それにしても、青の色は半端でない、空気が澄んでいるからこんな色彩を奏でられるのだろう。
大聖堂から西側の景観
ローマ時代の遺跡を見下ろす

鉄の門(東)外に広がる青空市場

旧市街の通りは、非常に狭いが、こういう場所は結構好きである
門の外はマーケット、果物、花、衣服等々雑多に並んでいる。こういうマーケットを観ながら歩き回るのは非常に好きである。イチゴが美味そうだったので買い、歩きながら食べる。大粒で甘みが強く、大正解。
そろそろバスの時間になったので、名残り惜しいが15:00のバスでドブロヴェニクへ戻る事に。

ホテルのドアが閉まっていて焦る!!
ドブロヴェニクには19:50に到着。バスを降りると、ホテル(民宿?)の客引きに声をかけられる。ホテルは既に予約済みです、と丁重にお断りしホテルへ急いで戻る。と、ホテルの自動ドアが開かなく、ふんとも寸とも云わない。ドアを叩くが応答ないので、裏口に回ってみたが、出入り口らしき物はなく、再び正面玄関へ戻る。「これはまずい、どうしよう」と冷や汗が...。もう1度、強くドアを叩くと、2Fから受付の女性が降りてきて、ドアが開けてくれ助かった。2Fに居たのだと謝っていたが、未だ20:00である、おいおい勘弁してくれよ。大いに焦った。