2013年8月8日木曜日

期待で胸躍るタトラ山脈へ 〜ヴィスキー・タトリ①

2010.8.11(水) 今回の旅の最大の目的地タトリ山脈へ向かう
6:10起床、今日も良い天気だが、何となく体が重い。昨晩頭痛がし、頓服を飲んだせいなのかもしれない。窓の外は細い路地で、その先にブラチスラヴァ城がちらと見える。7:00朝食へ行くが、何とコーヒーがない。料理の品数も少なく、かなり物足りない。昨日までの朝食とは雲泥の差である。食事を済ませ、出て行こうとしたとき、焼き上がったばかりのクロワッサンが出て来たので、ありがたく頂き部屋に持ち帰る。
欧羅巴旅行では、いつも鉄道パスを利用している。東欧圏だけを旅行する場合は、現地でチケットを買った方が安いかと思うが、駅のチケット売り場で並んで買う必要はなく、時間が急いるときは非常に重宝する。今回の鉄道パスは3カ国周遊パスで、ドイツ、オーストリア、スロヴァキア、チェコの4カ国の内、1カ国はパスが利用できなく、どこにしようか迷った挙げ句、スロヴァキアチに決めた。チケット売り場の混雑を予想し、早目(8:00)にホテルをチェックアウトし駅 へ向かった。心配してた程の混雑はなく、直ぐにチケットを買う事ができた。
ブラチスラヴァ駅ホームにて
電車は20分前に入線、ブラチスラヴァ発のICである。先頭の2両が1等車、右側の1人がけシートに座る。電車は定刻9:11出発、心地良く電車の旅を楽しもうと思っていたのに、隣席(4人がけ)のシートに座った男女が喧しく、旅情を楽しむ雰囲気ではなく少々頭に来た。あまりにも煩いので、iPodで音楽(熊木杏里)を聴くと、少しは気分も落ち着いて来た。トレンチーンを過ぎた辺りから、牧歌的な風景が続き、次第に山岳地帯へ入ってきた。左手にタトリ山脈が見えてきたが、頂上は雲で覆われ
ており、天気が少々心配である。ポプラド・タトリには5分遅れの13:22に到着。
ここでタトリ電気鉄道(TEZ)に乗換えである。
ポプラド・タトリ駅待合所
目的地のスタンリー・スモコヴェツまでは0.64€、売店で買ったジュースのお値段も0.6€とかなり安い。スロバヴァキアの物価は非常に安く、(節約)旅行者に取っては天国である。駅構内はだだっ広いだけで華やかなさも何もない田舎の駅、どことなく寂しくも感じる。
タトリ山脈は2度目の訪問、前回は5月でトレッキングに適してない時期だったので、改めて今回の再訪となった。ネットでトレッキングルートもきっちり調べて来ており、期待で胸がときめいてくる。

TEZ車内からの景色
左手の山並みがタトリ山脈
14:04発のTEZに乗車、始めはのどかな平地を走って行き、徐々に高度を上げて行き25分程でスタンリー・スモコヴェツに到着。駅前の風景は以前と変わってない、懐かしい故郷に帰って来た感じがする。






駅から坂道をちょっと上がると、予約したホテル(グランドホテル)が正面に見えてきた。通りの高台に聳え、威風堂々とした外観に少々圧倒されそう。4つ星であるが、手頃な値段で泊まれる点も良い。


Grand Hotel(☆☆☆☆)
 80€/日



ホテル前の通りがメイン通り、ホテルと反対側にはマーケット、スポーツ店等が入っているテナントがある。
部屋は1Fの103号室、シックな内装で落ち着いた良い部屋である。バスタブ付きだ、やはりシャワーだけでは物足りず、じっくりとお湯に浸かれるのは嬉しい。

TIで地図を買ったり、スーパーで明日の食料の買い出しをする。





カラフルな登山電車

ホテル裏手から少し歩いた所に、
フレビエノック(1285m)まで行ける登山鉄道駅がある。歩いても45分程だったので、軽い散歩の気分で行ってみる事に。登山道は良く整備され、非常に歩き易い。傾斜もそれ程きつくなく、約35分で到着。大きなホテルがある、ここに宿泊すれば朝夕の山の絶景を拝めるだろうな...。雲が多いが、タトラ山脈の山々が間近に見え、明日からのトレッキングが非常に楽しみだ。


18:00、ホテルに戻る。バスタブに浸かる、うーん極楽極楽...、やっぽり日本人だな、お湯に浸かれるのが基本的に好きだ。さてと、夕食はどうしようかな。外へ探しに行くのも面倒になり、ホテルのレストランで食事をする事に。
Dinner 20.2€
前菜:  
ギリシャ・サラダお洒落な盛り付きで期待したが、あまり旨くない
ヌードル・チキンスープコンソメ味、細麺とチキン、野菜が入っていてまずまずの味
メイン:
ビーフストロガナフ甘過ぎ
スロヴァキア・ビール
全体的に味は今一、あまり旨くない!!


ビールの酔いが回って来たような、22:10就寝。
静かでぐっすり眠れそうだ....

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