2017年3月25日土曜日

田舎に荷馬車は似合う

5/30(土) 街周辺をぶらぶら歩く〜シギショアラ2日目
荷馬車に座りポーズを取る農夫さん
6:30起床、今日も快晴。シャワーを浴び、洗濯をしてしまう。7:30朝食、ビッフェ形式と思っていた所、朝食メニューを渡される。「え、有料?」と少々戸惑いながら、コーヒー、ハムエッグwithトマトを注文する。食事は普通、パンはうまくなくがっかりである。食後、朝食代を尋ねると部屋代に含まれるという。何だ、だったらもっと高いのにした方がよかったかも。友人にハガキでも出そうと、郵便局を探すが見つからなくあきらめる。城塞の壁沿いの道から下へ降りると住宅地に出た。当てどもなく、田舎風の家屋が建ち並ぶ通り沿いを歩き回る。住宅地を抜け車道に出るとスーパーマーケットがあった。ヨーロッパのスーパー・マーケットはディスプレイも綺麗で品物が豊富で魅力的で、見つけると必ず立ち寄っている。喉も乾いたので、ジュース等を買う。
買った品物はベルトコンベアーにのせる
前の人との境目に文鎮のような物がおかれる
サクランボ売りの露天、旨そう
川沿いで出会った少女達
橋を渡った先には、マーケットが開いていた。今が旬のイチゴ、サクランボが旨そう。奥は花、衣類等が売られている。イチゴは5len/Kgとかなり安い。何か買って行こうかな思っていると、赤ん坊を抱いた若い女性が近づいて来て花を買ってくれとひつこくつきまとわれてしまった。哀れを誘うが、下手に買うとさらにつけ込んでくるので、Noと云ってその場を離れる。ベーカリで丸パン2個、パティシュでミルフィーユを買って、12時前にホテルに戻る。喉が痛く、お腹の調子も今一つ。パン1個とケーキを食べた後、時計塔に登る。
時計塔からの旧市街の展望
街のシンボルの時計塔
入館料は14len、狭い階段を登り、展望台に出ると街並が一望である。塔から見た反対側へ行ってみる事に。通りを歩いていると、昔ながらの荷馬車に遭遇。荷台には羊が積まれてる。カメラを向けると「Photo?」、大分写真慣れしているのかポーズを取ってくれた。山の斜面に作られた街で勾配がきつい、階段を登り切り中腹へ。ここから旧市街や大寺院が一望出来る。日差しがそそぎ、少々暑い。再び旧市街へ下る。ウェーデイング姿の男女の撮影をあちこちでやっている。お土産でもと思い、店先をのぞくが特に欲しいものもない。15:00、ホテルへ戻り、読書、ブログ書きをやっていたら18時を過ぎてしまった。外へ出る気力もなくなり、夕食は昼飯の残りのパンで済ます。TVはブラウン管、それでも衛星放送は入る。CHを切り換えていると、FAカップ(アーセナルvsアストンヴィラ)決勝戦を中継中。せっかくの決勝戦なのに、音が出ない。音なしで観るが臨場感がなくがっくりである。アーセナルが4:0で快勝、2年続けてのFA Cup勝利。次はリーグ優勝ですね。明日の電車の始発は7:42、これを逃すと6時間後となる。どうしようかと迷ったが、早いのにこした事ないと始発に決める。ホテルの窓からは旧市街の広場を一望できる、照明された夜の広場の景色は素晴らしい。明日は早いので、22:00には就寝する。

2017年3月1日水曜日

電光掲示板にシギショアラ行きが見つからず少々焦る

5/29(金) トンネルの中は真っ暗闇
タルナヴァ・マーレ川を渡った小高い丘の上に
シギショアラ旧市街が広がる
5:30起床、ぐっすり眠れた。7時に朝食へ、ここでもモダンテーストの家具。どうもこういう家具は好きでない。1番乗りだったが、しばくすると3,4人入って来た。コーヒーはあまり旨くなかったが、食事は暖かいデリカもあり、まずまずである。でも落ち着かない空間である.8:30にチェックアウトし駅へ向かう。事前に調べた時刻では10:00発の電車があるはずだが、シギショアラ行きが見当たらない。駅案内で聞いて見る事に、教えてもらった14番ホームに行ってみるが、行き先表示がまるで違う。ホームに居た駅員に尋ねると、直通はなくブラショフで乗り換えるようなのだが..。
いかにも東欧風のブカレスト駅の電光掲示板

ブラショフ行きは6番ホームでシビウ行き9:30とある。後3分しかなく、慌てて乗り込むが9:30過ぎても出発しない。1等はなく2等に座っていると、女性がやってきて、「ここは私の席です」と云われる。嫌な予感はしていたが、全席予約シートだ。その後、イタリア人夫婦が乗り込んできた。彼らに出発時間を尋ねると、10時だと云う。事前に調べて来た時刻とマッチする、やはり直通ではなかった。ちゃんと調べておけば、こんなにあせる事はなかったのに。ブカレスト郊外を過ぎると、森と山の中に入っていた。この当たりが、トランシルヴァニアかな、トンネルに入ると車内は真っ暗闇。室内灯も点かない、これでは何か盗まれても気がつかないのでは。シビウを抜け、ブラショフに12:40到着。シギショアラ行きは13:20、未だ時間があるので駅構内を抜け、外に出てみた。駅前は、かなりにぎやかで大きな街だ。時間になったので、ホームに行くと電車は停まっているが行き先表示が出ていない。駅員に確認し乗車。わずか2両編成、2等のみ。車窓からは、長閑な景色が続く。穀倉地、川と湖、丘稜地帯、牧牛や荷馬車が闊歩している、民家も中世からの田舎の建物そのもの雰囲気である。
ひなびた感じのシギショアラ駅ホーム
川縁に立つ白亜のロシア正教会
15:55にシギショアラに到着。駅ホームに降り立つと殺風景でひなびた雰囲気だったが、駅舎は結構立派である。歩き方のマップに従って、真っ直ぐな道を歩いていく。話には聞いていたが、野良犬が徘徊している。左手に白亜の教会(正教会)が見えて来た。川向こうの小高い丘の上に旧市街がある。橋を渡り、車の往来の激しい通りを横切り、細い石階段を登っていくと旧市街の広場に出る。ホテルは、広場に面した絶好のロケーションにあり、直ぐ見つける事ができた。優しそうなマダムが部屋(No.9)まで案内してくれた。広い部屋からは、広場が一望でき、最高のロケーションだ。早速、旧市街を散策する。狭いのであっと云う間に主な所は見終わってしまったので、下へ降りスーパーを探す。Monic通りにスーパー、ベーカリーショップがある。スーパーに入り、飲み物他を買い、ホテルに戻る。


部屋からは旧市街広場が一望
ディナーは大失敗 すこぶるまずかった
19:30頃、ルーマニアの郷土料理を食べようとホテルのレストランに行く。トキトゥーラを頼もうとしたが、ここには置いてないという。「Traditinal pork stew with com mush」が似ているというので、それを頼む事にしたが大失敗。真ん中にコーンを溶かして丸めたもの、周りに茶色のソースの豚肉、何かとてもまずそう。コーンは味もなく、茶色のソースもうまくない。パンを頼むとコーンが代わりと云う。正直にコーンは好みでないのでパン下さいと頼む。ディナーを楽しみにしてたが、料理はうまくなくがっかりだった。
Hotel Casa cu Cerb 73€(2泊) with 朝食 ☆☆☆☆
旧市街広場を一望できる好適地、広々とした部屋は静かでとても落ち着く