2013年6月26日水曜日

今回の旅で一番期待していたのに、ちょっとがっかり クラクフ①

2009.5.4(日)  ルブリンからワルシャワ経由でクラクフへ
5.30起床、今日も良い天気だ。
ルブラン駅にて
今日は最終目的地のクラクフに向かう、最も楽しみにしていた街で期待で胸がときめく。それにしても、ポーランドへきてからずっと天気が良く、天候には恵まれている。8:13の電車に乗る予定でもあり、早目に朝食を摂り7:10にはチェックアウトを済ませた。フロントでタクシーを呼んでもらうと、5分後にはホテル前にタクシーがやってきた。ルブリン駅までは2Km以上、歩けない距離ではないが重い荷物を背負って行く気にはならない。又、タクシー代はべらぼうに安く、コストパフォーマンス的にも利用しない手はない。ちなみに、ルブリン駅までのタクシー代は11zt(330円)だった。

ワルシャワ駅構内のキオスク
ワルシャワへ向かう電車は非常に混んでおり、1等のコンパートメントは既に満席、ドア傍の空いていたシートに座る。
ワルシャワ中央駅には10:55到着、3時間弱と結構時間がかかる。
クラクフ行きは11:15、トーマスクックの時刻表には座席予約が必要とあり、あまり時間はないがエスカレータで上の階のチケットカウンタへ急ぐが、何と10人くらいの行列。これでは電車に乗り遅れてしまう、えーいそのまま乗ってしまえ。鉄道パスを持っているし、何とかなるだろう。電車は定刻通り入線、先頭の1等車はあまり混んでなく、6人席のコンパートメントを1人占めである。
出発して直ぐに、検札にやってきた。正直、ドキドキしていたが、パスをチェックしただけで何も言わず行ってしまった。何かちょっと拍子抜けの気分である。
後で調べると、
乗車したのはITC(Train Line Kojejowe)と云う主要都市間を結ぶ長距離電車で、こっちは座席予約は必要ない。予約が必要なのはEIC(Express Intercity)、うーん、紛らわしい。
壁一面に鮮やかな絵がずらり

クラクフには14:10到着、ノンストップで約3時間、電車の移動が長くて少々疲れた。駅を出ると広場、右手にはショッピングモールがある。広場を抜け、地下道、公園を抜けるとフロリアンスカ門が見えてきた。門をくぐり旧市街へ、露天のギャラリーがずらっと並び、中々興味深い。車窓から雲が多くなってきたのを気にしていたが、天候は薄日が指す曇り空となってきて、ちょっと嫌な気分だ。
ホテルの通りから見たヴィヴェル城


予約したホテルは旧市街の南端のヴィヴェル公園近く、旧市街を通り過ぎると左手にヴィヴェル城が見えて来た。中々堂々とした建物で、見栄えが良い。
右に曲がり、大きな通りを少し歩きホテルに到着。部屋は108号室、広々とした良い部屋である。浴室を見ると、うれしい事にバス、久し振りに全身を湯につかる事ができそうだ。やはり、シャワーだけでは物足りなく、全身を湯船に浸かるバスは嬉しい。荷を解き一息ついた後、街の散策に出かける。

ゆるやかな坂道を登りヴィヴェル城の中へ、入城料は10zl(300円)。中はカメラ撮影禁止、特にこれと云った印象もなく、ぶらぶら見学しながら外へ出る。何か今一だったなあと、少々拍子抜け。

旧市街も回るが、今一つパッとしない。最も期待し、最後の楽しみに残しておいた街なのに、非常にがっかりした。空がどんよりと曇って来て、建物がくすんで見えたせいもあるかもしれない...。

旧市街を走るトラム
部屋の様子

宿泊したホテル
Hotel Maltanski (76€ with朝食)

部屋は奇麗で良いのだが、隣室の声が聞こえたり、空調の音が聞こえ、防音性に問題あり

0 件のコメント:

コメントを投稿