2023年7月27日木曜日

世界遺産レドニツェ・ヴァルティツェを歩く

ネオゴシック様式の優美なレドニツェ城
壁の色は何回も塗り替えられている
イギリス庭園からのレドニツェ城


レドニツェの広場
バスはここで停車する

9/8
(火)
6:10起床、7時過ぎ朝食を取り、8:30に外出。快晴、絶好のハイキング日和です。チェコの世界遺産の城巡り、「地球の歩き方」には乗ってなくネット検索で見つけた地である。写真でその優美な城の景観に憧れ、今回の旅でどうしても訪れたい地域である。期待で胸躍る。バスでレドニツェに向かう、バスは城近くの広場(Lednice nám)に停車、バスの運賃は驚く程安くここまでの料金は170円程。日本では考えれない。広場から城方向へ進んで行くと、フランス庭園の奥に優美な城の正面が見えてくる。メチャクチャ綺麗な城です。17-20世紀、レドニツェ城はこの地方を統治していたリヒテンシュタイン家の夏の離宮として利用されていたという。後方にはイギリス庭園と運河と池が広がリ、運河見学の観光船も運行している。
池に投影されるミナレット
城の裏手は広大な公園が広がり、そぞろ歩きに最適

広大な敷地を回る遊歩道があり、その奥にはミナレットが建っている。城や庭園を見学後、遊歩道をぶらり散策しながらミナレットまで歩く。30分程で到着、イスラム風の塔で中に入る事ができる。入り口でチケットを購入(50czk)302段の螺旋階段を登り、高さ60mの塔の展望台へ。鉄柵からの景色はすこぶる良いが、少し足がすくむ。広場のバス停(Lednice nam)に戻り、13:35のバスでヴァルティツェへ向かう。
バロック様式のヴァルティツェ城

20分で
街の中心スヴォボダ広場の裏のバス停Valtice Besedni Dum)に着。城門を潜ると階段先にヴァルティツェ城が見えてくる。華やかなレドニツェ城に較べると少々地味目な感じだが、ゴシック様式の重厚さを感じる。城周辺を散策後、街の方へ行く。街並は明るく、お店もたくさんある。
ランチ 46czk(230円)
物価が安く旅行者には大助かり

広場にあったCafeに入り、スープとウィンナパンで遅いランチした後、15:20のバスでミクロフに戻る。CO-OPでジュース他を買いペンションに戻る。暑かったので汗びっしょりだ。明日のブルノ行きのバス停(105)を確認し、ついでに鉄道駅へ行ってみる。
村からかなり外れた寂しい所にポツンとある。鉄道で来ると、重い荷物を持ちながら坂道を登って村内へ入るのはしんどい。バスで来て正解だった。ATM600czk引き出しペンションに戻る。
バスの時刻はIDS JMKのページで調べる事ができる。各路線毎、番号で区分けされ非常にわかり易い。しかも非常に安い
http://www.idsjmk.cz/linky.aspx
レドニツェーヴァルチツェ 555
ヴァルチツェ---ミクロフ 585
 

2023年7月22日土曜日

南モラヴィア地方の美しい田舎の村ミクロフへ

聖なる丘から街を見下ろす ここからの眺めは素晴らしい


9/7
(火)
6:05起床、石畳を走る車の走行音が気になったが、夜間は静かでぐっすり眠る事ができた。ただ部屋の防音は今一つで隣接のシャワー音が聴こえる。
昨日のどんよりとした天気が嘘のような快晴、自然と心が浮き立ってくる。今日は南モラヴィア地方に向かいます。ミクロフはヨーロッパの美しい村30選に選ばれており、かなり期待している。9:10発のブルノ行き電車に乗車、車内はWiFi Freezzでインターネットが使えとても便利だ。ブルジェツラフ(Breclav)には8分遅れで到着。駅前にミクロフ行きのバスが停まっている。11:15発とグッドタイミング、ミクロフまでの電車チケットを買っていたが予定変更しバスに乗り込む。バスは長閑な田園地帯を横断していく。なだらかな丘稜地帯には広大なぶどう畑がどこまでも続く。この地域はワインの産地として有名である。
ミクロフの街並と聖なる丘
頂上に白亜の聖セバスチャン教会

1時間程で小高い丘の上に城が見えてきた、しばし見惚れる程の美しさでテンションが上がる。バスは丘を縫うように上がって行く、どこで降りるのやらと少々不安が過る。城の下にバス停があったのでここで下車する。通りを渡った先に村内へ通じる坂道を登って行く。まずはⓘへと、矢印に沿って進んで行くと噴水のある広場に出た。ここが村の中心かと思う。ⓘはどこかと探すが、中々見つからないので、地図を見ながら予約したペンションに向かう。明るい外観で清潔そうなペンションだ、前払いとの事で2日分の宿泊代を支払ってから部屋へ入る。明るく清潔な部屋でまずまず、窓には花も飾ってある。ただベッドは凄く狭い点がネックである。村の散策に出かける、こういう小さな村は好きだ、観光客もあまりいなく石畳の道も心地良い。
Penzion U svateho Urbana
27x2 with 朝食(¥6,210円)

ミクロフ城の外観と庭園

城の中に入ると、良く整備された庭園が一際目立つ。ミクロフはバルト海からアドリア海への交易ルートで、巡礼の聖地として発展してきた。

聖なる丘へと続く坂道を登る


赤い屋根に目のような突起物

その象徴が村外れの聖なる丘の上の
聖セバスチャン教会(それにしても聖何たら...の名称が実に多い)。白い石が敷き詰められた坂道を登り、丘の上に到着。眼下には赤い屋根の家々とミクロフ城、周囲は南モラヴィア地方の緑の台地が広がる。素晴らしい景観に心躍る。白い岩壁は南フランス、広大なぶどう畑はトスカーナを思い浮かべる。それにしても暑い。村内へ戻りスーパーを探すが中々見つからない。Cafeでピザ、スーパーマーケットで飲み物等を買いペンションに戻る。村の中にはスーパー、CO-OPはあるのだが、入り口が普通の家のようでわからずらく、かつ入りにくかった。食事はピザとグレープフルーツのビールで簡単に済ます。ブログ、日記を付け22:30就寝。