2022年6月28日火曜日

風雨でリラ7湖トレッキング中止~サヴァレタヴァーニャ

6/10(火)

Visitor Centerのスタッフとライコーさん

6:30起床、コケコッコーで目覚める。何とものぞかな朝、鶏の鳴き声を聞くの久しぶりだ。気になる天気は曇り空、山へ行く元気がなくなる。WiFiが繋がらないので天気予報を調べることができない、おまけに雨も降ってきて最悪。8時過ぎ、ブラザーが迎えにきた。後ろの席に男性2名、助手席にのる。山道を走ること20分でリフト乗り場に到着。彼はここでジャムを売るお店を開いており、出勤時に同席させてもらった感じだ。リフト乗り場で聞くと、リストは現在停まっている。再開するかは天気次第とのこと、どうしようか大いに迷う。雷も鳴り出し、今にも雨が降りそうだ。天気は回復しそうもなく、5K下った先に村があるみたいなので行ってみる事に。別荘が建ち並ぶ村に着くがお店はなさそう。さらに下るとビジターセンターがあるようだ。雨も降って来て惨めな気分、30分程でセンターに到着。2人のスタッフの1人が英語を解すのでタクシーを呼んでもらう。ビジターノートに記入しようとすると、日本語で書いてと頼まれる。親切な人達でコーヒーをごちそうになり、タクシーがくるまでテラスで休む。タクシーの運ちゃんも良い人で、近くの村や風光明媚な所を案内してくれた。名前はライコーさん、街で唯一のドラーバとのこと。街までは12lev、もっとかかると思っていたが良心的な値段です。インフォメーションセンターで明日のバスの時間を確認後、ライコーさんお勧めのレストランでスープ、フライドマスでランチ。

間欠泉を見下ろすレストランでランチタイム


ゲストハウスの娘さん ダリアちゃん



ゲストハウスに戻り、宿泊代を精算する。娘さんの名前はダリア、娘さんの家(Dariya Guest House)と云う訳ですね。リラ7湖トレッキングできず残念だったが、田舎の原風景や親切な人達に出会え、想いで深い地になった。リベンジですな。22:10就寝



Dariya Guest House ☆☆☆☆☆ 36(4,860円 2泊/食事なし)
ダヴルベッドルーム、at home的、部屋綺麗、田舎の雰囲気が味わえ居心地抜群

2022年6月24日金曜日

ゲストハウス探しで右往左往~サヴァレヴァバーニャ

頻繁に水蒸気を吹き出す間欠泉(130m)

ドゥプニッツァ駅前にあるバス乗り場

6/9(火)☀☁リラ僧院からサパレヴァバーニャ(Sapareva Banya) 
リラ僧院を去り、リラ7湖登山のベースとなるサパレヴァバーニャに向かう。
僧院(9:00)~ドゥプニッツァ(10:26 10:40)~サバレタバーニャ(11:20)
門前に停車中のマイクロバスに乗車、1時間30分程で鉄道駅のドゥプニッツァに着。隣に停車中のバスがサパレヴァバーニャ方面行きで15分後と接続が良い。運賃は降車時に支払う仕組みで、カーゴに荷物を入れ乗車。街中で乗客を乗せ、車内はほぼ満員。隣に座ったお婆さんに話しかけられ、つたない英語で話をする。ドイツ語、スペイン語も少し話せるようで、教師か何かやっていたのかも?降りるときは、私の家はあそこと家まで教えてくれた。バス旅ならではの出逢いでした。
ど田舎にタイムスリップしたかの様相


40分程で開けた街が見えてきた。左手の広場には間欠泉が吹き出している「もしかしてここがサパレヴァバーニャ?」。乗客に確認するとYes、慌てて下車する。カーゴから荷物を取り出し、初めての街を見渡す。かなりこじんまりとした街である。Google Mapの案内図を基に、宿泊先の予約したゲストハウスを探し始める。メインストリートから外れ坂道を登って行く。通りの名前もなく、かつあってもキリル文字でさっぱりわからない。道で出会った4、5人に尋ねるが、皆わからないと云う。休憩中の土木作業員に聞いてみる。その中の若い人が電話で問い合わせ、何と車で送ってくれる事になった。5分程走り普通の民家の前に停車。家の前では可愛い娘さんを抱いた綺麗なママさんが待っていた。お礼を言って車から降りる(後で思ったのだが、何かお礼をすべきだった)。普通の民家で看板も何もない、これでは見つけられない。周りは原風景そのままの風情で田舎の山村地帯に迷い込んだようだ。早速部屋に案内してもらう、広々と綺麗な部屋で居心地良さそうだ。明日はリラ湖へ行くと云うと、リフト乗り場でお店を出しているBrotherが送ってくれるという(ラッキー)。8時に迎えに来るので外で待っていて欲しい。
ゲストハウス(食事なし)

ケパプチェ(ひき肉の炭火焼)とキュフテ(ハンバーグ)&サラダ

ランチを食べに街の中心地へ向かう。帰り道に迷うとまずいのでポイント毎メモ、写真を残しておく。中心部の公園には間欠泉があり数分毎に蒸気が吹き上がっている。温泉は少々ぬるめか。奥のインフォメーションでリラ湖への行き方を尋ねる。バスはなく、ミニバスかタクシーのみ。人が集まらないとミニバスは出ない。通り沿いの小さな食堂で遅めのランチを取る。写真メニューからサラダ、ハンバーグ?、ヨーグルトを頼む。ハンバーグは香辛料が強く癖のある味、さすがにヨーグルトは旨い。
路上で果物を売るおじいさん

食事後、メインストリート沿いを歩いていると、果物の露店を見つける。立ち止まって見ていると奥の家からおじいさんが出てきた。足下がおぼつかず大丈夫かと心配になる。「サクランボが欲しい」「どれくらい」「11lev程かな」ビニール袋に詰めようとすると、足下がふらつき後ろに倒れそうになったので慌てて支える。あぶないのでと自分で詰め込む、こんなもんかな。ところがもっともっととかなりの量詰め込んでくれる。本当に良いのかなあ。優しそうなおじいさん、足下に気をつけて欲しいものだ。ゲストハウスへ戻る。今回は迷う事なく辿り着ける事ができた。明日の往路は確保出来たが、帰りはどうしよう。まあ、出たとこ勝負ですな。シャワーを浴び、洗濯し21:55就寝。