2013年9月25日水曜日

クロアチア・スロヴェニア紀行 〜プロローグ

以前から行きたかったクロアチアのドブロヴニクとプリトヴィツェ湖沼群、旅の計画はここを中心として立てた。クロアチアは縦に細長く、特に南端に位置するドブロヴニクへの電車は走ってなく、*首都ザグレブからバスで行くとなると11時間近くもかかる。ここは飛行機を使うしかなく、ネットで往復便を予約。成田からウィーンを経由してザグレブへ、翌日予約しておいた飛行機で、憧れのドブロヴニクへ入って行った....
(*ザグレブ〜スプリットまで電車で行き、スプリットからバスで入るルートあり)

コースマップ】

【コース日程】2010.4.28-5.9
4/28 (水)成田(10:50)→ウィーン(15:55 17:15)→ザグレブ(18:10)
4/29 (木)ザグレブ(10:15)→ドブロヴニク(11:10)
4/30 (金)ドブロヴニク(8:00)→スプリット(12:30 15:00)→ドブロヴニク(19:50)
5/1   (土)ドブロヴニク
5/2   (日)ドブロヴニク(6:25)→ザグレブ(7:20 11:30)→プリトヴィツェ(13:45)
5/3   (月)プリトヴィツェ
5/4   (火)プリトヴィツェ(6:50)→ザグレブ(9:30 13:18)→リュブリャーナ(16:45)
5/5   (水)リュブリャーナ(9:27)→イェセニツェ(10:25 11:15)→ブレッド湖(11:30)
5/6   (木)ブレッド湖(10:30)→リュブリャーナ(11:55 12:20)→シュコフヤロク(13:00)
5/7   (金)シュコフヤロク(11:10)→リュブリャーナ(11:52 14:48)→ザグレブ(17:10)
5/8   (土)ザグレブ(12:40)→パリ(14:40 20:00)→成田(14:40+1)

【通貨】€=125円、Kn(クーナ)=17.46円
航空会社ANA
       クロアチア航空:ザグレブ⇄ドブロヴェニク(約 ¥12,000円)
【ホテル】Booking.comを使って、事前予約
【鉄道パス】今回はバスが多いので、鉄道パスは利用せず
【旅行保険】損保ジャパン
【高速バス】竜王駅から成田空港まで高速バス利用
【旅の目的】
 1)「紅の豚」の舞台となったドブロヴニク観光
 2)プリトヴィツェ湖沼群をハイキング
 3)スロヴェニアの小さな街・シュコフヤロク観光
 4)ブレッド湖再訪
【旅の情報】
 1)地球の歩き方 クロアチア スロヴェニア
 2)LonelyPlanet Croatia,Slovenia
 3)クロアチア国内の電車の普及率はあまり良くなく、国内移動は主にバス

2013年9月24日火曜日

タトラ山脈トレッキング旅 〜エピローグ

今回の旅も非常に楽しく、何かあっと云う間に過ぎ去った感がある。
やはり夏は、山麓の村に宿泊した周辺の山歩きが好きだ。日本と違って、1人旅でも、気軽に宿泊できる設備があり、かつリーズナブルな価格で宿泊できるのが嬉しい。電車が乗り入れてる場所は良いが、バスはトラブルの元だ。今回も、エルマウでバスが走ってなく、かなり慌てた。休日の日は要注意である、以前にも同じ目にあっているのに、全く学習能力がないと反省する事しかりである。
次はどこへ行こうか...。西欧は少々食用気味になってきた。東欧圏で未だ行ってない国がたくさんある。次に行きたいのは、ルーマニア、ウクライナ、バルカン半島辺りかな....。

訪れた街の感想
ガルミッシュ・パルテンキルヒェン  ★★★★★
2度目の訪問、前回はパルテンキルヒェンに宿泊、今回はガルミッシュに宿泊。周囲は山に囲まれた山麓の街、特にドイツ最高峰ツークシピッチの眺めが素晴らしい。壁絵はガルミッシュ側にもあるが、パルテンキルヒェン側の方が良い。中心通り沿い建物の全てに壁絵が描かれており、実に壮観な眺めである。

エルマウ ★★★★★
カイザー山群トレッキングの宿泊地として訪れた。最寄りの鉄道駅から、バスで行く予定であったが、ちょうどバスが走っていない日曜日にぶつかり、仕方なくタクシーで行くはめとなった。思わぬ出費だったが、緑の牧草地の中にたたずむ村と、眼前に聳えるカイザー山群の風景は、本当に素晴らしかった。ホテルの居心地が良く、特に朝食は本当にうまかった。こじんまりとした小さな村であるが、こういった静かで落ちつける場所は非常に好きである。

ブラスチラヴァ ★★★★
駅前は、いかにも東欧風の感じがした。見所は駅から歩いて2,30分の所にある旧市街に凝縮されている。スロヴァキアの首都であるが、大都会のような喧噪さはなく、割と静かな良い街である。中世とモダーンさを兼ね備えた街っと云った感じか。首都だけあり、ホテル代は少々高い。

スタリー・スモコヴェツ ★★★★
前回の訪問と同じホテルに2泊し、タトラ山脈を歩き回った。天気も良く、素晴らしい日々を過ごせた。山の中の避暑地でもあり、清新な空気、素晴らしい絶景で、何か心が湧き立ってくる。何もない所であるが、ゆったりと静かな時を過ごすには最高の場所である。ホテルの部屋は広くて、とても居心地が良いのだが、食事はあまり旨くない。一見豪華そうに見えるが、味は今一であった。

プラハ ★★★★
相変わらず観光客が多く、旧市街、カペル橋は人をかき分けて進まねばならなかった。人、人の渦で、少々うんざりもするが、欧羅巴の街の中では、1、2位を争うくらい美しい街ではないかと思う。欧羅巴旅行を計画している人には、とにかくお奨めしたい街No.1である。日中、夜間はどこへ行っても人の渦であるが、早朝は嘘のような静かさで、ゆっくりプラハの街並を鑑賞できるのでお奨めである。

2013年9月11日水曜日

楽しかった旅も今日で終わり 〜プラハ③

2010.8.16(月)
マリオネットのお土産屋
チェコはマリオネットを使った人形劇が有名で、
路地を歩いていると、あちこちマリオネットを吊るした土産屋をみかけた

風情のある路地裏を歩くのも楽しい
石畳の旧登城道を上がる
7:30起床、旅の最終日
飛行機は18:00発、時間はたっぷりあるので、旧登城道を辿りプラハ城へ向かう。
石畳の階段、周囲の赤い屋根の家屋、どこを取っても絵になる風景が広がる。途中の展望台からの眺望も又、素晴らしい。
城内、庭園を散策し、10:30にホテルに戻る。さあ、出かける準備をしよう。


11:40 Check out、地下鉄A線のMalostranska駅から2つ目の終点Dejvicka駅まで行く(18Kc)。相変わらず、自動チケット機の使い方がわからなかったが、チケット売り場があり助かった。
さて、バス停は?タクシーの運ちゃんに訪ねると、バスストップは119番との事。しばらく待つとプラハ・ルズィニ空港行きのバスが入って来たので乗車(30Kc)。空港は3つのターミナルがあり、T3,T2,T1の順に停車する。国際線のT2で下車、尚T1とT2は繋がっている。
フランクフルトを経由し、成田には翌日の14:40着。
外に出ると蒸っとする、やっぱり日本は暑い!!

2013年9月10日火曜日

早朝のカレル橋、プラハ城の姿に息を飲む 〜プラハ②

2010.8.15(日) 
カレル橋からプラハ城を望む
 7:10起床、今日も良い天気だ
ホテルの部屋は屋根裏部屋、窓は傾斜した壁に装着され、部屋からは空しか見えない。もう少しランクの上の部屋からは、プラハ城が見えるようだが、値段は張るだろうな。ホテルや食事には、あまりお金をかけない主義であり、そんな贅沢は許されない。
装飾画が奇麗なホテル内部
何かも旨い朝食
デザートはスイカ、パイナップル



朝食後、街へ繰り出す
早朝のカレル橋は観光客も少なく静かである


30体の聖人像の1つ
朝の早い時間でもあり、カレル橋は昨日の喧噪さが嘘のような静けさだ。橋の欄干から望むプラハ城は、本当に絵になる。
橋のたもとには塔が建っており、上にも登れるようだ。




橋の両脇に建つ30体の聖人像もゆっくり鑑賞できた。
聖人とは、徳が高く、人格高潔で、生き方において他の人物の模範となるような人物を云うそうだが、フランシスコ・ザビエルだけしかわからない。





プラハ城からマラー・ストラナ地区をぶらり歩き(モルダウ川西地区)

 プラハ城は、モルダウ川西岸の小高い丘フラッチャニに辺りを睥睨するかのように聳え建っている。丘への坂道を10分で、フラッチャニ広場の城の正門に到着。中国人、アメリカ人がとても多く、日本人観光客はあまり見当たらない。ここでもチャイニーズパワーが押し寄せているのか...。
プラハ城正門

圧倒的な迫力で迫る聖ヴィート大聖堂
正門両脇に立つ衛兵を横目で見ながら、城の中へ。2つの中庭を抜けると聖ヴィート大聖堂だ。かなりの威圧感で迫り、荘厳で厳かな気分になってくる。チケット(100Kc)を購入、287段の螺旋階段を上がり塔の上へ出る。階段はクネクネし、少々目が回った。

塔からの写真:第3の中庭(上)、カレル橋方面(下)



逆光のカレル橋とモルダウ川
塔からの眺めは素晴らしい。プラハの街が一望できるが、この時間帯は逆光で写真撮影には不向き、夕方の方が良かったかも。
ロレッタ教会からストラホフ修道院を経てマラー・ストラナ界隈をぶらり歩く
今までの青空が嘘だったかのように、雲が広がってきた。一雨来るかもしれない...
それにしてもプラハは観る所が多い。ロレッタ教会は聖ヴィート大聖堂と違い、典雅な建物だ。鐘楼を中心に左右対称の建物は気品があり、女性的な感じがする。

丘の上に建つストラホフ修道院
修道院を少し下った所の眺めイタリア・レストランに入り、ペペロンチーノと黒ビール(234Kc)でランチを食べる。眺めの良いレストランで味も良く、大いに満足。雲が多くなり、雷も鳴り出してきた。ベトシーン公園の遊歩道を散策した後、一旦ホテルに戻る。少々疲れたのでベッドに横になると、ぐっすり寝入ってしまった。目が覚めたとき、一瞬どこに居るのかわからずキョトンとしてしまった....。


夕方、再び旧市街へ

相変わらず人が多い。プラハはどこを観ても奇麗で好みの街ではあるが、人の多さには少々うんざりする。田舎の方が性に合っているようだ。
18:00、天文時計の仕掛け人形が回り始めた
天使の像上の2つの窓が開き、キリストの12使徒が、ゆっくりと現れては消えていった。
塔の上で、ラッパの響きが聞こえてきたので、見上げると、天辺の窓からトランペットが空に突き出ている。空に向かって吹くトランペットの音色は心に響いた、終わると一斉に拍手が。


今日も旧市街広場では、様々な屋台が出ていた。香ばしい匂いが堪らない
伝統的なパン(菓子?)を焼く
大きなフライパンでフードを焼く