2022年4月14日木曜日

ソフィアからリラ僧院へ

6/7(日) 

親切そうに話しかける人には注意 ~ソフィア中央駅にて

6:10起床、今日も良い天気で暑くなりそうだ。ホテルにはシャンプー等のアニメティがないので、事前に用意しておいた方がよい。8時、!Fのレストランでボリューム満点の朝食を食す(特に、焼きたてのクロワッサン、とても旨かった)。レタス等の緑野菜はキュウリ、トマトで我慢(この点はどこのホテルも同じであった)。9時チェックアウト、窓口でチケットを買い(1lev=71円)地下鉄で中央駅に向かう。駅構内でブラゴエフ・グラート行きの時刻を確認するが、掲示板に表示されてない。戸惑っていると、男性に話しかけられる。警戒するが、首に観光案内らしき札を吊るしていたので大丈夫かなと話をする。「どこへ行くのか」「ブラゴエフ・グラートです」「トラブルがあって途中までバス、そこで電車に乗り換えねばならない」「では、バスで行きます」と云うとバスステーションまで案内してくれ、窓口でチケットを買い、あそこに停まっているバスに乗れば良いと教えてくれた。バス乗り場までついてくるのでちょっと警戒する。「どうもありがとう、ここで良いです」と言うと、いきなり「マネー」と手を差し出しびっくりする。「いくら?」「10lev」「高い」「では5levで良い」「持ち合わせが2lev+αしかない」というと、それで良いと全て取っていった。大した金額ではないが、凄く腹立たしい。やっぱり親切そうに近づいてきたときは、無視した方が良いかも...。

世界遺産リラ僧院へ


バスは10時に出発、街中を抜けると一気に田舎の風景が続く。左手に残雪を抱いた山々が見えてきた。あれがリラ山脈かと期待で胸躍る。ブラゴエフ・グラートには11:40着。カウンターでリラ行きのチケットを購入(2lev)、No.5のマイクロバスで12時発とグットタイミング。平原を走り、いくつかの村を通過し12:33分リラ村に着く。もう少しひなびた場所かと思っていたが、お店もあり明るい感じの村だ。ここでリラ村へのマイクロバスに乗り換える。2人の日本人女性が乗っていた。彼女らは15:00のバスでソフィアへ戻るそうだ。12:40バスは出発、緑深い山道を進んで行き、30分程でリラ僧院の門前に到着する。入り口の門を潜るとリラ僧院の全容が目の前に、白いアーチ型の柱廊とかまぼこ型のドームがとても印象的である。イスラム系寺院のような感じがするが、中世にオスマントルコに支配された地でもあり、その影響を受けたのかもと想像する。

宿泊するホテルは僧院の裏にあるようだ。中庭を突っ切っるとレストラン、その先にホテルがある。料金(キャッシュのみ)を先払いで済ませ、部屋へ向かう。一番奥のダブルベッド、テラス付きの部屋で至ってシンプルだが、テラスからは裏庭を見渡せ居心地は良さそうだ。料金も先払いで、僧院内をぶらり見学、柱廊の天井、壁にはぎっしりとフレスコ画が、聖書の場面や生活の様子が描かれているというが、正直いって宗教には興味がないのでピンとこない。「凄い!!」としか言いようがない。見る所は限られ殆どの人は日帰り、宿泊する人は稀のようだ。僧院内のATMで現金をおろしておく。レストランで軽食を食べた後、周辺をぶらぶら散策。何もないが、静かな山の中が好みであり妙に落ち着く。WiFiは使えず、17時を過ぎると急激に冷えてくる。明日はKirilvaへハイキング、22:15就寝。

Hotel Tzarev Vrah ☆☆☆☆ 90lev(6,390円 2泊)
ダブルベッドルーム、テラス付き(食事なし)