2023年10月15日日曜日

バルト海を渡りヘルシンキへ

4/29(金)
フェリーからのタリンの眺め
6:20起床。7時に朝食。生の魚があったので試しに食べてみた。まあまあの味、こちらの人は生魚を食べる習慣があるのか。7:20 Checkoutし、港へ向かう。チケット(480EEK=4,258円)を買い、残ったEEKをユーロに換え金。フェリーはビジネスとJETクラスがあり、ビジネスは倍近い値段だ。出国ゲートでパスポートを提示し乗り込む。定刻8:00に出航、デッキからタリン港と街並が一望できる。バルト海は雲で覆われていたが、ヘルシンキに近づくにつれ雲が切れ青空が広がってきた。ヘルシンキの港には9:40着、入国審査を終えヘルシンキの地に降り立つ。港湾沿いの道を進み、ⓘで市内マップをゲット。街はとても綺麗で大いに気に入った。ヘルシンキ観光は最終日にし、ヘルシンキ中央駅に向かう、約20分で到着。インターナショナル・カウンタでレイル・パスのスタンプを押してもらい、11:04発のタンペレ行き電車でハメールリンナに向かう。
ヘルシンキ駅内

湖畔に建つハメ城 赤煉瓦のお城、シンプルな作りながら綺麗です

12:11到着、ハメールリンナに来た目的は3大古城のハメ城とアウランカ自然公園のハイキング、特にアウランカを歩き回り自然豊かなフィンランドを体感したい。駅を背にして歩いて行くとヴァナヤベシ湖に出る。さらに進むと、右手にハメ城が見えてきた。湖畔にひっそりと建っている感じである。橋を渡り、道路を横切るとメインストリートに出た。田舎の街という雰囲気であまり華やかさはない感じである。ⓘでホテルを紹介してもらう。少々高目だが落ち着いた雰囲気のある部屋で、ここに決める。落ち着いた所でハメ城へ向かう。湖畔沿いを約20分で到着。重厚なドアを開け中に入ると売店があり、ここでチケットを購入。内部は博物館、出土された中世の道具が展示されている。迷路のような空間で他の部屋には暗いトンネルを抜けていく。グルッと一回りし城を出る。隣の軍事ミュージアムを抜け、湖畔沿いをアウランカ・ホテルまで歩いて行く。空は完全に雲に覆われ風も吹いてきて少し寒くなってきた。ここで引き返しホテルに戻る事にした。
洞窟内の部屋 食堂?
出土された中世の道具が展示されている

ACミラン vs PSVを視ながらチキンハンバーガーを食す。眠くなってきたので就寝。
⭐️⭐️⭐️
Hotel Emilia 57€(¥7,980円)朝食なし。

2023年10月9日月曜日

旧市街を歩き回る~タリン

4/28(木)       

7:00起床、疲れていたせいか昨夜はぐっすり眠れた。シャワーを浴びた後、朝食へ。ビツフェ形式でテーブルに並んだ食材を自由に選ぶ。トーストパン、ソーセージ、サラダを皿に取り、コーヒー、ジュースを持って席につく。どれも旨い。たっぷりの朝食を取り、一旦部屋に戻る。9:00頃、街の散策に出かける。旧市街は2.5kmの城壁で囲まれ、こじんまりとした街である。赤いとんがり帽子の塔がいくつもあり、展望台から見下ろすとおとぎの国に迷い込んだようだ。

いつも賑やかなラエコヤ広場 ちょうど記念撮影中

ゴシック様式の旧市庁舎 塔の上にも登れる

アレクサンドル・ネフスキー聖堂

トーンペアの丘を歩いていると、ロシア正教会が目の前に聳え立つ。いかにもロシアっぽい教会で、タリンの街並から浮いている感がある。外観は立派だが、ロシアが睨みを利かせているようで異質である。ロシアの圧政に耐えてきた市民等から移転、撤去の話がなかったのかなあ...。城壁に沿って歩き、塔の広場、太っちょマルガリータを回り港まで足を伸ばす。港には大きなフェリーが停泊中、この船でフィンランドと行き来しているのだろう。タリン湾でしばらく時間を潰し、カバブとコーラを買ってホテルに戻る。ホテルの裏手が港、何と近い事か。昼食、昼寝をした後、15時頃再び出かけ旧市街をぶらぶら歩き回る。

1529年に建てられた砲塔(ふとっちょマルガレータ)

1529年に建てられた砲塔(ふとっちょマルガレータ)

旧市街を取り囲む城壁

ホテル・ヴィラに併設されたショッピングモールがあったので入ってみる。地下の食料品コーナー(デパ地下?)の惣菜コーナーで夕食用にとピラフ(1/2)、ピザを買う。周辺をぶらぶらした後、ホテルに戻る。当初の計画ではタリン以外の地も回る予定だったが、1日早くフィンランドへ行く事にした。(今でこそIT立国で名を馳せているが、当時の)タリンは未だ東欧色が残っている。観光客が集まる旧市街を一歩抜けると古びたトラムや建物、服装を見ると強く感じる。ホテルの窓下には怪しげなお店、昨日の売春婦に出会ったのもそういう場所なのかもしれない。たむろする怪しげな男達、アルコールが入りうるさかった。22:30就寝。

2023年10月5日木曜日

ヘルシンキ経由でタリンへ

ライトアップされた旧市庁舎

4/27(水) 成田空港を定刻10:55に離陸。席は窓側の21J、前席はなく足を伸ばせゆったりできる。日本海からシベリア大陸に入ると、そこは一面の氷の世界、ここは未だ春は遠い。ヘルシンキまでの空路は欧羅巴での最短コース、約9時間でヘルシンキの上空に到達し14:20着地。空港内でエストニア通貨(クローンEEK)に換金する。タリン行きの飛行機は100人乗りの中型のプロペラ機で、バルト海を越えてタリン空港には16:55到着。イミグレーションは女性兵士がやっていた、旧東側の臭いが残っていると感じる。パスポートを提示するだけで、あっけないくらいの審査でタリンの地に立つ。空港前に停車中のバスに乗車して旧市街入り口近くのヴィルホテルで下車。予約したホテルは、この近くのはずだが中々見つけられない。タクシーの運ちゃん、通りがかりの人に聞いたりし何とか辿り着く。部屋は4Fの404号室、ダブルベッドで広々とした良さそうな部屋である。旧市街へ出かける。2つの塔からなるヴィラ門を抜け花屋、店が並ぶヴィラ通りを進んで行くと旧市街の中心ラエコヤ広場に出る。旧市庁舎と中世の建物に囲まれ、しばし圧倒される。魔女の宅急便の舞台との一説もあるようだ。路地裏をぶらぶら散策した後、一旦ホテルに戻る。シャワーを浴び、旧市街のレストランで夕食に取りに出かける。 
ホテルの脇道で娼婦に誘われる 😵
チーズクリームスープとビール ビーフチョップ(ジャガイモ、サラダ添え)
285EEK(¥2,528円)



どのレストランも中世の趣があり、どこにしようか大いに迷う。中はシャンデリアとローソクで薄暗い、雰囲気の良さそうだが大勢の人達で賑わっており、入るのに少し躊躇してしまう。意を決して入る、民族衣装を着た女性に席に案内される。メニューの中からビール、スープ、肉料理を頼む。ビールは少々甘い、シュリンプ入りのチーズクリームスープは濃厚、シュリンプが良いアクセント。ビーフチョップは小さなボウルの中にさいころ状のビーフがごろごろ詰まっている。甘みとピリリとスパイシーで旨い。お腹一杯で満足、支払いを済ませ外に出る。21時過ぎていたが、外は未だ明るい。暗くなるまで待って、ライトアップした旧市庁舎をみてからホテルに戻る。ホテルへの脇道で娼婦と思われる女性に声をかけられる。初めての出会いびっくりです。丁重にお断りしてホテルに急いで戻る。ちょっとどぎまぎしてしまった。

2023年10月3日火曜日

フィンランド古城とエストニアの旅~プロローグ

フィンランドまで直行便で*9時間、欧羅巴への最短コースである。前から北欧フィンランドは行きたい国でもあり、バルト3国の最北のエストニアと組み合わせた旅を計画。森と湖のフィンランドでは古城と広大な公園を散策、エストニアでは世界遺産タリンの歴史的地区を回る。早春の北欧、どんな旅になるか楽しみだ。フィンランド航空で一路ヘルシンキへ、国内線に乗り換えエストニアのタリンに向かった...。

【コースマップ】

タリン港を出発、ヘルシンキを目指す


【コース日程】2005.4.27-5.7

4/27(火):成田(10:55)→ヘルシンキ(14:20 16:30)→タリン(17:00)             

4/28(水):タリン       

4/29(木):タリン(8:00)→ヘルシンキ(9:40 11:04)~ハメールリンナ(12:11)

4/30(金) :ハメールリンナ⇄タンベリ

5/01(土):ハメールリンナ⇄ツゥールク  

5/02(日):ハメールリンナ

5/03(月):ハメールリンナ(8:50)→クォボラ(10:45 11:35)~バリラッカラ(13:35 13:40) →サヴォンリンナ(15:10)             

5/04(火):サヴォンリンナ

5/05(水):サヴォンリンナ   

5/06(木):サヴォンリンナ(11:35)→バリラッカラ(12:15)→ヘルシンキ(14:26)

5/07(金):ヘルシンキ(17:20)→成田(08:55+1)


【通貨】

EEK=8.87円 (クローン)

€=140円

【航空会社】フィンランド航空

【旅行会社】etour (freeで申し込み)

【鉄道】フィンランド・レイルパス(1等、3日間)

【ホテル】飛び込み、HPから予約

【旅行保険】 11日間

【旅の目的】

 1)古城とスオミの空間を体感

 2)世界遺産タリン

【旅の情報】

 1)地球の歩き方 フィンランド、バルト3国


注)2023現在、ウクライナvsロシア戦争により、ロシア上空は飛行禁止。最短経路が封鎖され、さらにコロナ、円安も追いうちで欧羅巴は遠くなってしまった。