2017年3月1日水曜日

電光掲示板にシギショアラ行きが見つからず少々焦る

5/29(金) トンネルの中は真っ暗闇
タルナヴァ・マーレ川を渡った小高い丘の上に
シギショアラ旧市街が広がる
5:30起床、ぐっすり眠れた。7時に朝食へ、ここでもモダンテーストの家具。どうもこういう家具は好きでない。1番乗りだったが、しばくすると3,4人入って来た。コーヒーはあまり旨くなかったが、食事は暖かいデリカもあり、まずまずである。でも落ち着かない空間である.8:30にチェックアウトし駅へ向かう。事前に調べた時刻では10:00発の電車があるはずだが、シギショアラ行きが見当たらない。駅案内で聞いて見る事に、教えてもらった14番ホームに行ってみるが、行き先表示がまるで違う。ホームに居た駅員に尋ねると、直通はなくブラショフで乗り換えるようなのだが..。
いかにも東欧風のブカレスト駅の電光掲示板

ブラショフ行きは6番ホームでシビウ行き9:30とある。後3分しかなく、慌てて乗り込むが9:30過ぎても出発しない。1等はなく2等に座っていると、女性がやってきて、「ここは私の席です」と云われる。嫌な予感はしていたが、全席予約シートだ。その後、イタリア人夫婦が乗り込んできた。彼らに出発時間を尋ねると、10時だと云う。事前に調べて来た時刻とマッチする、やはり直通ではなかった。ちゃんと調べておけば、こんなにあせる事はなかったのに。ブカレスト郊外を過ぎると、森と山の中に入っていた。この当たりが、トランシルヴァニアかな、トンネルに入ると車内は真っ暗闇。室内灯も点かない、これでは何か盗まれても気がつかないのでは。シビウを抜け、ブラショフに12:40到着。シギショアラ行きは13:20、未だ時間があるので駅構内を抜け、外に出てみた。駅前は、かなりにぎやかで大きな街だ。時間になったので、ホームに行くと電車は停まっているが行き先表示が出ていない。駅員に確認し乗車。わずか2両編成、2等のみ。車窓からは、長閑な景色が続く。穀倉地、川と湖、丘稜地帯、牧牛や荷馬車が闊歩している、民家も中世からの田舎の建物そのもの雰囲気である。
ひなびた感じのシギショアラ駅ホーム
川縁に立つ白亜のロシア正教会
15:55にシギショアラに到着。駅ホームに降り立つと殺風景でひなびた雰囲気だったが、駅舎は結構立派である。歩き方のマップに従って、真っ直ぐな道を歩いていく。話には聞いていたが、野良犬が徘徊している。左手に白亜の教会(正教会)が見えて来た。川向こうの小高い丘の上に旧市街がある。橋を渡り、車の往来の激しい通りを横切り、細い石階段を登っていくと旧市街の広場に出る。ホテルは、広場に面した絶好のロケーションにあり、直ぐ見つける事ができた。優しそうなマダムが部屋(No.9)まで案内してくれた。広い部屋からは、広場が一望でき、最高のロケーションだ。早速、旧市街を散策する。狭いのであっと云う間に主な所は見終わってしまったので、下へ降りスーパーを探す。Monic通りにスーパー、ベーカリーショップがある。スーパーに入り、飲み物他を買い、ホテルに戻る。


部屋からは旧市街広場が一望
ディナーは大失敗 すこぶるまずかった
19:30頃、ルーマニアの郷土料理を食べようとホテルのレストランに行く。トキトゥーラを頼もうとしたが、ここには置いてないという。「Traditinal pork stew with com mush」が似ているというので、それを頼む事にしたが大失敗。真ん中にコーンを溶かして丸めたもの、周りに茶色のソースの豚肉、何かとてもまずそう。コーンは味もなく、茶色のソースもうまくない。パンを頼むとコーンが代わりと云う。正直にコーンは好みでないのでパン下さいと頼む。ディナーを楽しみにしてたが、料理はうまくなくがっかりだった。
Hotel Casa cu Cerb 73€(2泊) with 朝食 ☆☆☆☆
旧市街広場を一望できる好適地、広々とした部屋は静かでとても落ち着く

2016年3月2日水曜日

ブカレストの旧市街、音楽がうるさい

5/28(水)☀ ブカレストにやってきました

オープンカフェが並ぶ旧市街の路地
2時間のフライトでブカレスト国際空港に到着。外観はみすぼらしいが、中はとても綺麗である。ドイツとの時差は1時間。長い通路を歩き、イミグレーションへ向かう。「Final Flightは?」、最初意味がわからず戸惑ってしまったが、便名を云えば良いと気づき事なきを得た。やはり入国は緊張するもんです。空港を出る先にバス乗り場があり、右端のチケット売り場でノルド駅までのチケットを購入する。乗り場は780番、しばらくするとバスが入って来た。6車線の道路を快調に飛ばすが、市内に近づくにつれ信号渋滞が目立って来た。気温は20℃、少々蒸し暑い。
ブカレスト北駅
1時間程でブカレスト北駅に到着。まずは、バルカンパスの有効スタンプを押してもらおうと駅構内に入る。結構大きな駅ではあるが、電光表示板や内装等はどことなく東欧っぽい雰囲気を感じる。「このパスのスタンプを押してもらいたい」とバルカンパスを示すと、国際電車カウンタに行って下さいと言われる。国際電車カウンタはメインから外れたわかりづらい場所にあった。殆ど人もいなく、国際電車の利用客は少ないのかな。さて予約したホテルを探さないと。駅前の通りを渡った先の公園脇の道路で地図を見ていると、赤ん坊を抱いた男性が「May I help you」と話しかけてきた。「このホテルに行きたいんですが」と地図を示すと携帯で調べてくれ、こっちの方へ行けば良いのではと親切に教えてくれた。彼の妹さんは7年間、日本に滞在し日本語がぺらぺらと云う。それもあってか、かなりの親日家である。地図に記述された通り名を見つけながら、路地に入っていくと右手にホテルが見つかった。通りに面しや部屋は、2ベッド、シャワールーム、お茶セットもあり、まずまずの部屋である。一息ついた後、街散策へ出かける。ホテルを出て右手に進んだチシュミジウ公園を過ぎ、旧市街の方へ向かう。いくつもの路地にアーケードにOpen Cafeが並ぶが、モダンテイストな椅子がどうもしっくりこない。さらに重低音の音楽をガンガン鳴らし、うるさ過ぎ。ゆっくり「そぞろ歩き」し、疲れたらカフェでお茶でもと考えていたのに全く興ざめである。いくつもの路地を早足で通り過ぎ、早々に退散する。
11.6len (約320円)
ブルガリアのパンは安くて旨い!!
パン屋さんでウィンナロール、チーズパン、ミニマーケットでジュース等を購入しホテルへ戻る。結局、これが今晩の夕食。両方ともとても旨く、満ち足りた気分になる。共和国広場とか見るつもりだったが、疲れたので止める。シャワーを浴び、さっぱりした後ブログ、日記を書き21時には就寝。通りの騒音が気になったが、疲れていたのか知らない内にぐっすり眠ってしまった

2016年2月22日月曜日

旅の始まりはワクワク感より、ナーバスな気分になる

5/28(水) 羽田深夜便で出発
江戸横町 羽田国際空港にて
旅の始まり、ワクワク感より、「行くのやめようかな」なんて思ったりする。旅の計画を立てている時は一心不乱、でも決まった後は、何でこんなに長い期間にしたのだろうと思い悩む。去年もそうだったが、旅立つときは、とてもナーバスな気分になる。今回は登山靴を持っていかないのに、ザックの重さはさして変わらない。18:10頃、家を出て小淵沢駅へ、40分程で小淵沢駅に到着。それにしても暑い!!駅前の安売りチケット販売機で新宿までチケット(指定券)を買う。指定の取り方をすっかり忘れてしまい、大いに焦る。新宿から品川で京浜急行に乗り換え、羽田空港に22時着。オートチェックイン・カウンタで荷物を預ける。自動発券済みのボーディングパスをプリントアウトしてきたが、新しく搭乗券を発券してくれた。空港内は非常に蒸し暑い、江戸横町をぶらぶらするが、殆どの店は閉店。待ち時間がたっぷりあるので、どこかで食事でもと思ったが高いので止める。三井住友銀行で3万円をユーロに換え金。ANA便はほぼ満席だったが、僕の席(一番後ろの通路側)の真ん中は空き。今回もずっと映画を視っぱなし、96時間レクイエムを視ていると、ゴトゴト音がしてフランクフルト空港に5:50着陸。Connecting Frightの表示に従って進む。手荷物検査を通り、トランジットルームへ入る。フランクフルト空港はハブだけあり、とにかく広い。ブカレスト行きの飛行機は空港内の外れにあり、バス移動でかなりの距離走る。30分遅れで離陸、機内は満席である。

2016年2月15日月曜日

ルーマニア・ブルガリアの旅~プロローグ

東欧の田舎ルーマニアとブルガリアは物価が安く、何日も滞在するには最適な国である。ドラキュラ伝説のルーマニア、バラとヨーグルトのブルガリアにはピリン山脈がありトレッキングも楽しむ事ができる。5/末~6/初に開催されるバラ祭りも1度は見てみたい。トレッキングには少々早いがバラ祭りの時期に合わせルーマニアから入り、ブルガリアを回る旅の計画を立てた。ルーマニアへは直行便がなく、かつ成田発では深夜到着。羽田深夜発便なら、フランクフルト経由でブカレストには昼に入れる事がわかり、今回始めて羽田発着便を利用する事にした。真っ暗な深夜、羽田を出発、フランクフルトで乗り継ぎ、ルーマニアの首都ブカレストへ入っていった…。
【コースマップ】

【コース日程】2015.5.28-6.16
5/28(木):羽田(0:50)→フランクフルト(6:00 9:40)→ブカレスト国際空港(12:55)  5/29(金):ブカレスト(10:00)→シナイア(11:40)→ブラショフ(12:40 13:20)→シギショアラ(15:54)
5/30(土):シギショアラ       
5/31(日):シギショアラ(7:42)→ブラショフ810:52)
6/1(月) :ブラショフ→アウトガラ・ドイ(10:00)→ブラン城(10:45 12:45)→アウトガラ・ドイ(13:20)→ブラショフ
6/2(火):ブラショフ(9:00)→シナイア(10:50)  
6/3(水) :シナイア(9:42)→ブカレスト(11:20 12:50)→ゴルナ・オリャホヴィッア(19:25)→ヴェルコ・タルノヴォ(20:20)
6/4(木):ヴェルコ・タルノヴォ                   
6/5(金):ヴェルコ・タルノヴォ(9:17)→カザンラク(12:15)
6/6(土):カザンラク(11:58)→ソフィア(15:18)   
6/7(日) :ソフィア(10:00)→ブラゴエフ・グラード(11:40 12:00)→リラ村(12:33 12:40)→リラ僧院(13:10)
6/8 (月):リラ僧院(8:25)→Kiril草原(10:00 10:16)→Cyxoto湖(11:40 11:50)→Kiril草原(12:50 13:50)→リラ僧院(15:00)
6/9(火) :リラ僧院(9:00)→ドゥプニッツァ(10:26 10:40)→サバレタ・ヴァーニャ(11:20)
6/10(水):サバレタ・ヴァーニャ
6/11(木):サバレタ・ヴァーニャ(10:00)→ドゥプニッツァ(10:40 11:00)→ブラゴエフ・グラード(11:30 11:40)→バンスコ(12:20)
6/12(金):バンスコ→ヴィヒレン小屋(10:10)→ガレ場上(11:00 11:10)→オコト湖→ヴィヒレン小屋(12:50)→バンスコ(16:16)
6/13(土):バンスコ
6/14(日):バンスコ(7:00)→ブラゴエフ・グラード(8:00 8:10)→ソフィア(10:00)
6/15(月) :ソフィア(14:05)→フランクフルト(15:30 20:45)→羽田(14:55+1)
【通貨】
ルーマニアRON=27.8円、ブルガリアLv(レフ=69.7円、EU€=136円
【航空会社】ANA
【ホテル】Booking.comにて予約
【鉄道パス】バルカンパス 5/ 1
【旅行保険】損保ジャパン 20日間
【旅の目的】
 1)ブルガリア ピリン山脈、リラ山脈(Seven Rila Lakes)トレッキング
 2)東欧(ルーマニア、ブルガリア)田舎地方を巡る 
【旅の情報】
 1)地球の歩き方 ルーマニア・ブルガリア
 2)Pirin National Park (Trecking map)
 3)Rila (trecking map)
    4)Lonely Planet Romania & Bulgaria

2015年11月12日木曜日

サンクト・ガーレン行き電車がなく少々焦る

セーヌ対岸から観たノータルダム寺院
8/15(土)☀  
目が覚めると5:30今日はローザンヌ経由でパリまで出ねばならず、TGVに乗り遅れたらと大いに焦った。あわてて支度を済ませ、駅へ急ぐ。時刻表を確認すると6:11発のサンクト・ガーレン行きは土日は走ってないようだ。駅員に確認すると、やはり走ってないと言う。反対方面の6:01発ゴーサウ行き電車が止まっている。これでもよさそうだったので、あわてて乗り込む。電車は牧草地の間を抜って走る。右手から真っ赤な朝日が登ってきて、絵もいえない美しさである。ゴーサウ駅前は閑散として何もない。予定通り7:11の電車に乗り込みローザンヌへ向かう。ローザンヌ駅でパリまでのTGVの座席予約をする。未だ時間があるので、街に出てみたが駅前も何もなく、つまらなかったので駅の売店でバケットサンドを購入し、ホームで昼食をとる。
中世は周囲を壁で囲まれた要塞都市だったと云う
観光地は人の渦でうんざりである
電車は25分前に来た。快適なTGVでパリ・リヨン駅に16:26定刻に到着。どのホテルにしようか、うろうろしていると変なやつに話しかけられた。無視し、ガイドブックに乗っていたホテルに逃げ込むような形で入った。結構高いが、最後の夜だからとここに決めた。地下鉄でシテ島へ行く。観光客がわんさか居てうんざりする。ノートルダム寺院の裏手の広場で、ミサのような儀式をやっていて、見物客でごった返しの状態であった。夕食はリヨン駅前のレストランに入った。サーモン・ステーキを食べた。ワインを頼もうとするが発音が悪いせいか、うまく通じない。違うウェイターが来てくれ、ようやくわかってくれた(ヴァインが正しい)
8/16(日) シャルル・ドゴール空港は広過ぎ、わかりずらい
7:30に起き、シャワーを浴びた後食事に行く。地下にあるレストランの壁はレンガ造りで洞窟のような感じだ。ちょっと早いが、8:30にチェックを済まし、空港へ向かう。空港は広過ぎ非常にわかりずらい。インフォメーションでキャセイ・カウンタを尋ねる。ホールAという。標識に従ってAへ行くが、ここもゲートがたくさんあり、よくわからない。再び案内に尋ねる。3H前からチェックインが始まった。

2015年11月2日月曜日

カラフルな壁画の家並みが可愛いアッペンツェール


8/14(金) 早朝サンモリッツ出立、サンクト・ガーレンを経てアッペンツェールへ
昨日も夜半、雷が轟いていた。7:15にホテルを出発し、朝靄で幻想的な美しさのサンモリッツ湖沿いを駅へ向かった。標高1,800m近くであり、朝はひんやりとするが朝焼けの風景は実にきれいだ。8:00の電車でクールへ、ここで電車を乗り換え、チューリッヒ経由ブリュッセル行きに乗る。乗ってから、この電車ではサンクト・ガートンには行かない事に気付き、あわてて途中の駅で降りる。直ぐにサンクト・ガーレン経由チューリッヒの電車が入ってきた。サンクト・ガーレンは思ったよりも大きな街であった。駅前は車の往来で騒がしく、あまり好きになれないなと感じた。

アッペンツェール行きの電車は1114番ホームにある。赤地に白線が帯状に色付けされた可愛い路面電車だ。電車は、街の中を走っていき、徐々に高度を上げていく。周囲は緑のアルプが一面に広がっている。小高い丘を登り下りしている内にアッペンツェールに到着した。駅前は閑散としている。駅を背にし真直ぐ歩いていくと、壁にユニークな装飾が施されたドイツ風の建物が目を引く。どこもかも可愛らしく、メルヘンチックな街並が素敵である。外観が気に入ったガストホフに入る。「今日、部屋開いてますか」「ダブルしか開いてない。1人なら、このホテルが空いていますよ」とホテルを紹介してもらった。紹介してもらったホテルへ行ってみる。街のメイン・ストリートのハウプト通りと本道が交差する場所である。1泊80SFと結構高いが、ここに泊まる事にした。明日は早いので朝食はいらないと言うと70SFにしてくれた。昼食が未だだったので、スーパーで食べ物を買い込み、ホテルに戻り食事をする。前もってホテル代を支払った後、散歩に出る。
ゆるやかなカーブのハウプト通りの両脇は、木組みの切妻屋根の建物が連なる。どの建物も様々な装飾が施され、さらにユニークな鉄細工の看板が花を添えとても華やかである。



通りを抜けると広場に出た。右手に道を辿りしばらく歩いて行き車道を横切り、細い道を登っていくと緑一面の牧場に出る。上から見ると、街は周囲を緑の小高い丘で囲まれているのが良くわかる。一旦下り、線路を横切り反対側の丘の方へ行ってみた。丘の緑の草原に腰を下ろし、しばらく景色を楽しんだ。ホテルへ戻りシャワーに浸かった後、夕食へ出かける。どこへ入ろうか迷った挙げ句、ガストホフのレストランへ入る。外の看板にかかっていたメニュー(定食)とグラスワインを頼んだ。スープ、サラダとメインがポークというセットで、味は取り立ててうまいという訳ではなかった。僕以外には4人連れの家族だけであった。この家族がぺちゃぺちゃと非常にうるさかった。(おそらく)イタリア人だと思うが、ワインを何杯もおかわりして、完全に酔っぱらっていた。教会近くを歩いていると、中から賛美歌が聞こえてきた。ドアが開いていたので、中へ入りしばらく歌を聴いていた。歌声が教会全体に響き渡り、荘厳な感じになる。ホテルへ戻ると、(案の定)玄関ドアは閉まっていた。ルームキーで開け、中に入る。明日はパリに戻らねばならない。結構遠いので6:00頃出発せねばならない。寝坊をしては大変と早めに就寝した。

2015年9月23日水曜日

深い谷間のソーリオ村へ

ポンダスカ氷河を挟んで、左手にシオーラ山群
右手にピッツ・パディーラの北壁
手前の集落がソーリオ村

8/13(木) 
7:00に起きる。外は薄い雲がかかっているが、山には朝日が当たり幻想的な美しさだ。今日は、新田次郎の「アルプスの谷アルプスの村」で知ったソーリオ村へ向かう。バスで2時間以上かかる、山奥の小さな山村であるが、「深い谷間とシオーラ山群の景色」、かなり楽しみである。少し下った所にあるPTTのバス停から7:28発のバスに乗る。空は青空もときおり見えるが、段々厚い雲に覆われてきており、悪くなりそうな気配だ。左手にシルヴァプラナ湖を見ながらバスは快適に進む。湖を過ぎ左折した場所から右手の景色は、朝の光を浴び絵のような美しさであった。シルス・マリア村を過ぎると再び湖が見えた。シルス湖だ。湖端に集落する村はマロヤ村である。ここから坂道を登り峠を超え,さらに谷間の奥へと入っていく。乗客は、途中の村で降りて行き段々減っていく。変化に富んだ道を長いこと走り、ようやく谷間の底の村プロモントーニュに到着。ここでバスを乗り換える。乗客は僕一人になった。狭い道をしばらく登っていきソーリオ村には8:50に着いた。
 
教会を中心としたソーリオ村の全景
郵便局前に停車中のポストバス
石畳みの道はバス1台がやっと通れるくらいの広さしかない。バスは教会脇にあるポスト前に止まった。村は壁が薄茶色した石造りの家が多い。村の全景を見るべく、村の路地を辿り裏手の高地に登っていった。集落を抜けると道は広くなり、しばらくアスファルトの道を登っていくと、眼下に教会の塔が目立つ村の全景を見下ろすビューポイントに出た。後方にはピッツ・パディーレとシオーラ山群が頭を並べていた。こちらからは逆光であり、午後の方が光線は良いようだ。天気ははっきりしなく、雲で厚く覆われている。5,6才くらいの女の子2人が、朝の散歩か犬を連れて上がってきた。道路脇にあったベンチに腰をかけ休んでいると、先程の犬が近寄ってきた。頭をなぜてやり女の子らに犬の名前を尋ねる。

村にはホテル、ペンションもある。又来る機会があったら、ここに宿泊し午後のシオーラ山群を眺めたり、近辺を散歩しながら静かな時間を過ごしたい。朝も早いせいなのか、通りで殆ど人に出くわさなかった。バスは10:10,12:10がある。もう少し村に居ようか迷ったが、コルヴァティオ展望台にも行きたかったので、10:10のバスで帰る事にした。
サンモリッツまで続くハイキングコースにて
コルヴァティオ行きのチケットをポストで購入してバスに乗る。空は厚い雲に覆われてきた。これでは展望台へ行っても景色は期待できそうもない。それで、手前のマロヤ村で降りることにした。リコンファームしようと電話ボックスに入る。電話は全てテレフォンカード式であり、ポストでカードを購入しパリへ電話した。番号を回すと、アナウンスが英語、フランス語で聞こえてきた。「2時間前に空港に来て下さい....」という内容であり、特にリコンファームする必要なさそうだ。かなりカードが余ったので、家に電話した。サンモリッツまで歩きで3時間と標識にあったので、ハイキングでもしようと歩き始めた。
マロヤ村の観光案内所前にて、バスを待つ
湖畔沿いの快適な道を辿り約2時間でシロス・マロヤ村に着いた。教会と白壁の家並みが印象的な村だ。ここでバスに乗り、サンモリッツへ戻った。バスの時刻表は、インフォメーションでもポストオフィスでももらえる。もらっておくと非常に便利だ。明日は予定を変更し、アッペンツェールへ行くことにした。早朝出るので、先に宿泊費を払う事に。すると、朝食を抜いているのでと、55SFの所を40SFにしてくれた。言わなきゃ、それで済んだのに良心的なオーナーだ。夕食は、肉屋で購入したチキン、サラダとパンで済ませた。窓から外を見ると、家族でバーベキューをやっており、自分の食事がみじめになった。

2015年9月17日木曜日

ランデックからバス、電車を乗り継いでサンモリッツへ


8/12(水)☀ オーストリアから谷を超えてスイスへ
サンモリッツ湖と街の中心(ドルフ地区)
スイスらしくない近代的なビルが建ち並ぶ
5:20に宿を出る。安の定ドアは閉まっておりルームキーで開け、受付の上にキーをおき外へ出る。駅まではたっぷり30分かかった。6:23の電車に乗りランデックで下車した。駅前は閑散とし、何もない。バスが止まっており確認すると、シュクオール行きのバスである。運転手に確認してから乗車する。2分程で、街の中心広場を抜ける。明るく華やいだ街で、ホテル、レストランもある。ザルツブルクではなく、こっちに泊まった方が良かったかも…。乗車客の殆どはお年寄りだ。バスは渓谷沿いを走り、どんどん高度を上げていき、ナウダー(Nauders)という村に到着。ガストホフもいくつかあり、こじんまりとした村である。ここから下った先がスイスとの国境の街マルチナだ。パスポートも見せる事なくフリーパスだ。シュクオールには定刻の11:40に着。ここで、11:50発の赤地に白の帯が特徴の電車で乗り換え、サンモリッツには13:18に到着した。
駅前は以前来たときとあまり変わってない。まずはホテルを探そうと、坂道を登り観光案内所へ向かう。結構しんどい登りで息がきれる。ここは標高1,830mもあり、空気も薄いせいなのか。 60SF程度のホテルを探してもらうが、街の中心は100SF以上ばかりで、安宿は街から外れないとないと言う。ちょっと遠いが65SFのホテルに決めた。手数料はとられなかった。スイスでの相場は高くても60SF以下と思っており、サンモリッツは他の地域に較べると格段に高い。通りには、かなり高級そうなブテックが並んでいる。明るく開放的な街並で、山の中と言う雰囲気が感じられない。ホテルは湖の反対側のもう1つの街(バート Bad)にある。湖畔沿いの遊歩道を歩き、坂道を登っていくと右手に見えてきた。スポーツホテルと言うだけ合って、スキー客を当て込んで建てられたホテルで、外観は箱型のコンクリート製の建物であまり好みではない。受付は、人の好さそうなおじさん、55SFで4ベッドを使えるファミリー・ルームを用意したという。確かにベッドは4つ、バスもあり、そこそこの部屋である。ただし、山小屋風でないのが少々気にくわない。
サンモリッツ周辺はたくさんの湖水が点在する
静寂のシルヴァプラーノ湖
湖畔沿いを歩きポントレジナ方面へ歩いて行くと、小さな湖に出た。レストランも併設されており、家族連れが楽しそうに過ごしていた。帰りの道を歩いていくと、後ろからポッカポッカとひずめの音がする。若い女性のグループが馬に乗って来る。姿勢が良く、ひじょうに格好好い。乗馬姿に憧れてしますなあ。1人がカーディガンを落としたので、後を追いかえ渡してあげた。サンモリッツ湖を見下ろす所にガストホフがある。レストランに入って食事をしようとしたが、18:30でないと開かないと言う。今18:00で、もう少し待てば良かったのだが、待つのはきらいなのであきらめる事にした。ここは、雰囲気も良し、展望も良し、今度来る機会があるなら、ここに泊まろうと思った。湖に下った道路沿いのホテル・レストランでカルボナーラを食べる。まずくはないが、今一つの味であった。ホテルに戻り、バスに浸かり洗濯をする。何故か体が非常にだるい。外はちょっとした嵐になっている。山は雷が鳴り響き、ときおり稲光りの恐ろしい光が天空を切り裂く。風と強い雨も降って来た。明日の天気は大丈夫だろうか。

2015年9月16日水曜日

ツェルアムゼー経由で音楽の都ザルツブルクへ

ミラベル庭園とホーエン・ザルツブルク城

8/11(火) 
7:50に朝食をとる。ビッフェ形式でセンターテーブルには新鮮なハム、チーズ、ジュース、ゆで卵等がより取りみどりである。十分な食事をとった後、村の中を散歩する。村の外れまで行くと教会を前景にしたグルースグロックナーの頭が見える有名な風景に会える。絵葉書みたいな絶景である。
9:22のバスで、再びフランツ・ヨーゼフス・ヘーエ(2370m)へ向かう。ツェルアムゼー行きのバスは11:45で、1時間ちょっと時間があるので周辺を散歩する事に。重いザックをインフォメーションに荷物を預かってもらい、裏手の岩場で、景色を観ながら時間を潰す。欧羅巴は空気が乾燥している事もあり、本当に真っ青な空である。正面の氷河と白き山々の目の覚めるような風景には、本当に圧倒される。氷河も歩く事ができる、次回来る機会があれば是非歩いてみたい。11:45のバスは定刻にやって来た。峠を超え、2つトンネルを通り抜け、2,300mの峠で5分停車。ここにはレストランもある。3,000m級の山々を見渡すことができるが、頂上は雲に隠れてしまっていた。
ホーム前にツェラー湖が広がる
山岳道路を下り切った街中でバスを乗り換え、ツェルアムゼーには13:40に到着。駅は5分程歩いた所にある。駅のすぐ前はツェラー湖が広がっている「さあて、ランデックまで行こうか、しかしこの街に関するガイドブックは持ってなく泊まる所はあるか不安だし...」と時刻表を見ながら迷った挙げ句、結局ザルツブルクへ行くことにした。ホテルは予約してないので、自由気ままに旅程を変えられる。自由旅行の醍醐味である。とは云うものの、以前ホテルが空いてなく痛い目に遭った事があり善し悪しがある。駅ホームのベンチに座って時刻表を見ていると、インスブルック行きの電車で乗り合わせたおじいさんが、目の前を横切った。声をかけようと思う間もなく、通り過ぎて行ってしまった。14: 24発の電車は各駅停車、クーラーは効かず、ある駅では5分以上も停車し、非常にいらついた。電車は20分も遅れてザルツブルクに到着した。
ミラベル宮殿と庭園
以前来たときとは感じが変わってしまい、観光案内所もどこにあるかわからない。駅員に聞き、探し当てた観光案内所でガストホフを予約してもらう。今は最盛期で街の中心は全て満室で、街から外れた所しか空いてないと言う。バスで10分の所。仕方がないので、そこを予約してもらう。手数料は70sもとられた。地図を見ながら歩き始め、約30分程でガストホフに着く。郊外の静かな所で好いにはいいが、中心から離れているのが難である。
モーツァルト広場でパフォーマンス練習の少女達
18:10に旧市街へ行く。日本人が結構目につく。モーツァルト広場では、女の子らがストリート・パフーォマンスをやっていた。しばらく見物していた後、城へ行く。時間が遅かったせいか、料金所には誰もいなくフリーパス。城からは旧市街を一望でき絶景である。城のカフェに入り、スプライトを頼み日記を書き時間を過ごした。
城から下り、旧市街の「ゲトライデガッセ」通りを散歩した。種々な看板があり、それらを見て歩くだけでも楽しくなる。夕食はテイクアウトの店でサーモン・サンドイッチを買いホテルで食べる事にした。
城からザルツブルク市街を見下ろす
後方の山は、ガイスベルク

2015年9月9日水曜日

グロスグロックナー山麓トレッキング〜ハイリンゲンブルート

8/10(月) ポストバスでハイリンゲンブルートへ
グロースグロックナーを望むハイリンゲンブルート村
7:10に朝食をとる。テーブルの上にはハム、チーズ、ジュース、ヨーグルト等が自由にとれるように置いてある。コーヒーを頼みゆっくりと食事を楽しむ。白パンはうまいが、黒パンは口にあまり合わなかった。
駅前のポストオフィスで時刻表をもらい、8:22発のハイリンゲンブルート行きに乗る。車内は老人が多い。バスは、街の東側にある谷を北上、山を越え、谷間の道を走っていく。両側からは山が迫る景色の良い道を約1時間走り、ハイリンゲンブルート(1300m)に到着。まずはホテル探し、バス停前のポストホテルは、ディナー付きで680Sと安かったので、ここに泊まる事にした。未だ時間が早かったが部屋に入る事ができた。ちょうど角の部屋で、村の広場を見下ろす側とグロスグロックナー方面を遠望できる2つのテラス付きだ。欄干には花が一杯飾られている。とても居心地の良さそうな部屋で大満足である。
宿泊したホテル・ポスト
部屋は2Fの左端の絶景のロケーション
村の中心広場にある水晶の原石の噴水がある
ハイリゲンブルートは、聖血伝説の残る村。ビザンチン帝国のデンマーク人騎士が「聖なるキリストの血」を持って故郷に帰る途中、この地で雪崩にあい遭難。村人は非常に悲しみ、彼と聖なる血を収めた教会堂をこの地に建てたとの事。その由来から、聖なる血(ハイリンゲンブルート)と名付けられたと云う。村のシンボル「ヴィンツェンツ教会」と一面アルプが続く谷間の村、その奥に聳えるグロスグロックナーは実に絵になる。早く着いたので、明日のトレッキングを今日に変更する事にした。フロントでスーパーの場所を聞くと、下の村にあると教えてくれた。中心広場から下ったスーパーで食料の買い出しをする。トレッキング準備を済ませ、11:08発のバスに乗り込む。
お茶目な姉と金髪が可愛い妹
フランツヨーゼフスヘーエ展望台の岩場にて




フランツヨーゼフスヘーエ展望台からハイリンゲンブルートまでのトレッキング
(詳細は、下記リンク先)

シャワーを浴び、汗を流しさっぱりする。下着類は汗でびっしょりであった。トレッキングも済ませてしまったので、明日はどうしよう。インスブルック辺りから計画変更を余儀なくしている。これが自由旅行の醍醐味と云ってしまえばそれまでであるが。取り合えず、ツェルアムゼーまで出てから考えよう。19時過ぎにレストランへ行く。今夜のディナーのメニューは以下の通りのフルコースである。飲み物は、デキャンタ・ワインを頼む。
Cream of Potato soup with basil
 ポテトスープ、まあまあの味
Broccoli with cream of ham
 ハム入りのホワイトソースにブロッコリー添え、これが一番うまかった
Beef stew,Stroganoff with noodles
 ヌードル付きのビーフストロガノフ、まあままの味
Pancake with chocolate and nuts
 チョコレートソースのパンケーキ、あまりうまくない

ポストオフィスから、パリ・オフィスにリコンファームの国際電話をする。最初にフランス語、その後で英語のアナウンスがある。「2時間前にカウンタに来て下さい」との録音メーセッジが流れ、係の応答はなし。リコンファームは必要ないようで一安心、ホテルに戻る。トレッキングで歩き疲れたので、早目に就寝。

Hotel Post   680S (with diner and Breakfast)